ポンコツ公務員の叫び

23歳、社会人1年目(県庁職員)の僕の思いを自由に叫びます。叫ぶ内容は僕の趣味(ファッション、サッカー)や仕事のこと、考えや本音など様々です。たまにイタい内容もあるかもしれません。

ドラマ「下克上受験」を見て、中学受験について思ったこと

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毎週金曜10時からやっているドラマ「下克上受験」。とても面白い。ちょいちょい泣きそうになる。偏差値42の小学生の女の子が、中卒で苦労している親とは違った人生を送るため、必死で勉強し、偏差値72の超名門の桜蔭中学校を目指すという話。これはノンフィクションだから尚更良い。大半の子ども達にとって、勉強は嫌々やらされるものだと思うけど、ドラマの子は自ら主体的に勉強を行っている。そこがすばらしい。

ドラマの中でも、中学受験の多くは親の見栄だと言っていた。もちろん、子どもの幸せを願って受験させる気持ちもあるだろうけど、ママ友同士の抗争みたいなものに子どもが巻き込まれている面も否定できない。

僕は中学受験はしなかった。するという考えすら微塵も浮かばなかった。理由は簡単で、それが普通だったから。都会だと中学受験する人はもっと多いんだろうけど、僕のいた小学校で中学受験する人は、学年で100人程度いた中で10人くらいだった気がする。小学生の頃、僕も例に漏れず勉強が好きではなかったから、なんでわざわざ嫌な勉強をして知り合いのいない遠くの学校に通わなければならないんだろう、そう思っていた。受験勉強のためにサッカー少年団の練習に来ない人もいたからか、当時の僕は中学受験する人を軽蔑していた気もする。まぁ母は、自分の出た国立大の付属中学に行かせたかった気持ちもあったみたいだけど。

でも今は、中学受験をさせたがる親の気持ちもまぁ分かる。なぜなら、地元の公立中よりも先生のレベルが圧倒的に高いから。公立中の先生は良くて地元の国立大卒で、いわゆるFラン大学卒の先生も珍しくない。一方、私立中の先生は名門大学卒の人が多い。学歴と指導力は必ずしも一致しないけど、親からすれば名門大出身の先生の方がより安心して子どもを任せられると思うのはある意味当然だ。日本において学歴は武器になる側面もあるから、レベルの高い先生に教わって、レベルの高い同級生と共に勉強した方がより良い大学に入る可能性が高まると考えて、子どもを私立中に入れたい親の気持ちは理解できる。

それでも僕は、基本的に中学受験には反対だ。まぁ子どもが主体的に中学受験をしたいと言った場合は別だけど。

僕は中学時代、成績が学年でトップ3に入らなかったことはほとんど無かった。1位が一番多かった。まぁ頭良い人がみんな受験していなくなったからだろうけど。でもそのおかげで自分に良いプレッシャーがかかった。成績が下がったら親とか先生に色々言われるんだろうなとか、そうなったらめんどくせぇなとかだ。僕が私立に行ってたら学年トップクラスの成績をキープすることはまず不可能だっただろう。だからこういうプレッシャーがかかることもなく、すぐに堕落してしまったかもしれない。まさに「鶏口牛後」ってやつだ。

実際に私立中に入ったけれど途中で落ちぶれた人を僕は何人も知っている。僕は地元で一番の県立高校の受験に失敗して、中高一貫の学校に高校から入ったからだ。てか僕の入っていたサッカー部の友達はそんなやつばっかりだった笑。よくよく考えると、先生や周りのレベルが高いということは、授業のレベルも高く、少しでもサボってしまうとすぐに置いていかれるってことだ。そういう環境にいるってことは、やっぱり自分で主体的に受験したいと思った人じゃないとなかなかついていけないと思う。だから中学受験をさせるってことは、親は子どもの可能性を広げたくてそうしてるだろうけど、結果としてそれが可能性を狭めることに繋がることもある。

あとよく、「公立は不良が多いからあんなとこには行かせられない」みたいなことを言う親もいるけど、結局子どもが不良の影響を受けるかどうかはその人次第だと思う。私立に行ったってそういう奴はどこかで不良の影響を受けるだろうし、公立でも関係ない人は関係ない。僕の通っていた中学校もよく不良が問題を起こしていたけど、それはそれでいい思い出だ。

いま僕は、同じ小学校で中学受験をした人の多くよりも偏差値の高い大学に行っている。そんな僕が初めて死ぬ気で勉強したのは大学受験の時だ。小学校のうちから勉強ばっかりして大学受験までもつのかなと単純に疑問に思う。小学校から勉強をさせて途中でガス欠するより、自分でやるべき時に集中的に勉強すべきだと思う。結局勉強ってその人次第だから。