こんにちは。ヒロシです。
洋服を買うとき、販売員の接客が決め手になることって結構あると思うんですよね。
店員さんの態度一つで、良いと思っていたものも買う気が失せたり、逆に買うつもりのなかったものを買ってしまったり。
今日は僕が体験した話について書きたいと思います。
僕の体験談
先日、僕は仕事の出張でとある場所に行きました。
その仕事終わりに、僕は気になっていた服を見に、大手セレクトショップの”EDIFICE”へ。
その気になっていた服というのは、TEATORAというブランドの”device coat”という、ブランドの代名詞ともいえるアイテム。

http://mensfudge.jp/article/teatora
僕がその服を見ていると、ある販売員さんが僕に話しかけてきました。
付かず離れずのちょうど良い距離感
その販売員さんは、デバイスコートの機能やデザイン等のディテールについて、色々僕に丁寧に教えてくれました。
それも、決して押し売りのようなしつこい感じではなく。また、販売員さんにありがちな、距離感を詰めすぎた「友達接客」でもなく。
あくまで、「販売員と客」という距離感は保ちつつ、色々なことをにこやかに教えてくれて。
値段も値段なので、僕が迷っていると、類似アイテムとして、”DESCENTE PAUSE”のコートの提案もしてくれました。
言葉にするとなかなかうまく書けませんが、本当に良い接客をしてくれました。
僕は気に入って購入を決意したが…
僕はテアトラのコートが本当に気に入って購入を決めました。
でも購入といっても、それは楽天での購入です。
僕は楽天ヘビーユーザーだからポイントが結構たまっていてそれを使えば安く買えるし、デバイスコートの購入によりポイントがかなりつくから。
そう思い、僕は適当に検討しますとか言って、店を後にしました。
それに対しても、すごく感じよく笑顔で返してくれたのが印象的でした。
「この人から買いたい」と思って引き返した
店を出た僕はなぜか罪悪感にさいなまれました。
「あんなに素晴らしい接客をしてくれた人に嘘をつくって人としてどうなんだろう。どうせ同じものを買うなら、ネット通販ではなく、あの人から買いたい」
そう思った僕は少ししてから店へ引き返し、対応してくれた店員さんを見つけ、もう一度試着をし、購入しました。
接客により、合理的な選択ができなくなった
ネット通販で買ったほうが、ポイントもつくし明らかに得ですよね。値段の高いものほど、たくさんポイントがつきますし。
仮に僕がこのコートを楽天で買っていたら、5000円分くらいポイントがついていました。
ネットで買えば、家まで届くので大きな袋をもって電車に乗って家まで帰るという手間もありませんし。
つまり、ネットで買うほうが、あらゆる面で極めて合理的な選択なんです。
ちなみに今まで、お店で試着をしてネットで買うということを、僕は何回もしたことがあります。
それでも、僕はこの販売員さんの接客により、誰がどう考えても合理的な選択をとることができなくなり、一度出たお店を引き返して購入するという結末になりました。
販売員の接客態度が購入の決め手になる
洋服を買う際、接客がしつこい、いらないと思う人って結構いますよね。
少し前ですが、大手セレクトショップのアーバンリサーチが「接客不要バッグ」を試験的に導入する話が話題になったりしましたし。
確かに、しつこかったりうざかったりする店員さんもいると思います。
こんな感じで問題のある店員さんもなかにはいます。
でも、本当に良い接客をしてくれる店員さんもいるんです。
そういう素晴らしい店員さんから買ったものって、その買い物自体にストーリー性が付与されて、結果として本当に良い思い出になり、自分のワードローブに残り続けるように思えます。
僕はデバイスコートを店舗で買って、楽天ポイントが得られず、大きな袋をもって家に帰るという結末にはなりましたが、全く後悔はなく、むしろ、素晴らしい接客をしてくれた販売員さんから買えてよかったという思いです。
接客なんかいらないという人が増えている時代の中で、とある販売員さんの接客態度が購入の決め手になった僕の体験談でした。