こんにちは。ヒロシです。
僕が飲んだ日本酒を紹介する “SAKE REVIEW” の4回目は、酒どころである兵庫県の灘の酒「福寿」です。
福寿 純米吟醸(兵庫県:神戸酒心館)

神戸酒心館について
江戸時代の1751年に創業した神戸酒心館。
兵庫県は酒造好適米として最も有名な「山田錦」が数多く出荷されるので、非常に日本酒が有名な土地です。
その中でも、神戸の灘といったら日本有数の酒どころ。
福寿を醸す神戸酒心館は、そんな灘にある酒蔵です。
また、酒心館は蔵にレストランが併設されているそうで、料理と一緒に福寿を楽しめるようですね。
ベーシックで完成度の高い「福寿」
「純米吟醸酒」といったらどんなイメージが浮かぶでしょうか?
・フルーティー
・リンゴのような香り(吟醸香)
・すっきりした飲み口
このようなイメージがあると思います。
福寿は純米吟醸酒のこうした特徴を高いレベルで満たしたお酒だと思いました。
飲み口はフレッシュですっきりとしていながらも、口に含んでいると、リンゴのような香りや米の旨み・甘さが広がっていきます。
飲みこんでからも、ほんのりと良い香りが口の中に残ります。
また、味わいも少しワインっぽい感じがするので、和食のみならず、洋食とも相性が良さそうです。
ベーシックながらも口の中で味が喧嘩せずにバランスが良く、非常に完成度の高い日本酒だと思いました。
小細工なしでおいしいお酒です。
詳細データ
・精米歩合:60%
・アルコール分:15%
ノーベル賞の晩餐会で提供された福寿
この福寿の純米吟醸ですが、世界的な日本酒コンテストでの数多くの受賞歴を持つとともに、2008年以降、ノーベル賞晩餐会で度々提供されている日本酒です。
その中で、舌の肥えた外国人ソムリエに絶賛されたそう。
ワインにも似た部分のあるこのお酒ですので、欧米等の外国人にも人気なのが頷けます。
ワイングラスで飲むと香りがより楽しめるこの福寿、自分で飲むだけでなく、贈答用にもおすすめですね。
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