こんにちは。ヒロシです。
大手セレクトショップでは、店名によるブランド(セレクトショップオリジナルブランド)の服が多くありますよね。

セレクトショップオリジナルブランド(セレオリ)はファストファッションブランドとドメス・インポートブランドの間の価格帯に位置しています。
手に取りやすい価格で、なおかつデザインもなかなか良いのでかなり人気がありますが、
一方でどのセレオリもテイストが似ており、服が好きな人にとっては物足りないのも事実。
「セレオリは買わない」と決めている方も一定数いるでしょう。
しかし、セレオリといえども個性がしっかりとあり、ドメスティックブランドのような雰囲気を放っている実力派ブランドもあります。
そこで今日は、品質・デザイン性ともに非常に優れているセレクトショップオリジナルブランドをご紹介します。
いずれのブランドも僕が実際に見て、「これはセレオリの雰囲気じゃない」と感じたブランドなので、
- 大手のセレクトショップのオリジナル品では物足りなくなってきた人
- 普段はドメスやインポートブランドの服をよく買う人
は是非参考にしてみてください。
実力派セレクトショップオリジナルブランド5選


以下で紹介する5つのブランドは、いずれもしっかりと個性があり、一般的なセレオリとはクオリティが段違いに高いものになっています。
いずれも価格は張りますが、その分雰囲気もかなりあるので、是非参考にしてみてください。
Phlannel
南青山と新宿にある「BLOOM & BRANCH」というセレクトショップのオリジナルブランドであるPhlannel(フランネル)。
非常に上質な素材を使ったアイテムが特徴的なブランドです。
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フランネルはリラックスしたシルエットながらも「ちゃんとして見える」 アイテムが多い印象があります。
デザイン的にもベーシックなので、まさに上品さのある日常着といった感じ。
またベーシックアイテムのみならず、ヴィンテージやミリタリーから着想を得たアイテムも数多くあるので、古着好きも楽しめるかと思います。
「”AURALEE”と”COMOLI”の中間」というイメージですね。
質・デザイン・雰囲気など、全てにおいてクオリティが高く、セレオリとは思えないレベルに仕上がっています。
また、フランネルはレディースも非常に評判が良いので、女性の方にもおすすめしたいです。
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KIJI
同じく「BLOOM & BRANCH」のオリジナルブランドであるKIJI(キジ)。
KIJIもPhlannel同様にベーシックアイテムが多いのですが、KIJIはスウェットやデニムを得意としているので、こちらの方がよりカジュアルなイメージがありますね。
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中でもKIJIはデニムへのこだわりが強く、コットンにテンセルを混ぜたデニムパンツが非常に人気です。
太めながらも光沢があり、ほどよく上品に見せてくれるデニムになっています。
また、KIJIは財布やカードケースといった革小物も非常に洗練されている印象です。
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Phlannel同様、KIJIもメンズ・レディースともに展開があるので女性にもおすすめです。
JieDa
いま非常に勢いのあるブランドであるJieDa(ジエダ)も、もとは島根県発祥の「菊信(KIKUNOBU)」というセレクトショップのオリジナルブランドです。
JieDaに関してはデザイン的にも立ち位置的にもドメスティックブランドと言えるかもしれません。
しかしKIKUNOBUのオーナーがデザイナーを務めているということで、一応「セレオリ」と言えるのではないかなと。
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JieDaのアイテムはかなりギミックが効いていて、素材や色の使い方が個性的ですね。
ジエダは「攻めた」デザインの服が多く、モードっぽい印象を抱かせます。
使いやすいベーシックな服は少ないのですが、その分JieDaはパンチの効いたスタイリングの主役にぴったりです。
UNIVERSAL PRODUCTS
中目黒の名店「1LDK」のオリジナルブランドであるUNIVERSAL PRODUCTS(ユニバーサルプロダクツ)。
ユニバーサルプロダクツは時代やトレンドを問わず、普遍的で上質な服を作っているので、年齢問わず着られる服が多いですね。
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また、1LDKはほどよく個性を出しながらも、全体的にクリーンさのあるスタイリングを提案しています。
イメージ的に、ユニバーサルプロダクツのアイテムは1LDK的なスタイリングの主役にも脇役にもなれる存在といったところ。
1LDKのキーカラーであるネイビーの色味がきれいなアイテムが充実しているので、ネイビーが好きな人には非常におすすめです。
Graphpaper
Graphpaper(グラフペーパー)は、原宿や東京ミッドタウン日比谷にある同名の「Graphpaper」というセレクトショップのオリジナルブランドです。
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グラフペーパーは、デザインは極めてシンプルですし、 またアイテム自体もシャツやカットソー、ジャケットなど非常にベーシックなものがほとんど。
にもかかわらず、今っぽさを感じる空気があります。
ブランドコンセプトにある「大人のための上質なワードローブ」という言葉通りの感じです。
デザイン的にもクセがありませんし、縫製や使っている素材など、とにかく品質も高いので、長く愛用できると思います!
ドメブラ的な立ち位置の実力派セレオリもある


いかがでしたでしょうか?
上で紹介した5つのブランドはセレクトショップのオリジナルブランドではありますが、いずれも他のセレクトショップで取り扱われるなど、非常に実力が評価されています。
ドメブラと同じくらいの値段がしますが、とにかく物が良いですし、また醸し出される空気感も一般的なセレオリとは違いますね。
セレクトショップのオリジナルブランドという枠を超えて、1つのドメスティックブランドのような存在として本当に良いものを作っている印象があります。
これらの実力派セレオリに関しては、普段からドメスティックブランドの服を購入する人にとっても、非常に有力な選択肢になり得ます。
「セレオリだから」と線を引いてしまうのはもったいないので、こちらにあげたブランドを含めて検討するのがおすすめです。