うつわ

温かみのある益子焼の魅力・特徴と、おすすめの人気作家3選【うつわ探訪②】

こんにちは。うつわ大好きヒロシです。

先日、波佐見焼について書いた「うつわ探訪」シリーズはおかげさまで好評を得ました。読んでいただいたみなさま、ありがとうございます。

おしゃれでかわいい波佐見焼の魅力・特徴と、おすすめブランド3選【うつわ探訪①】こんにちは。ヒロシです。 あらゆるものの断捨離を進めるとともに、本当に気に入ったものしか買わないミニマリストの僕は、大好きなモノに...

第二回目となる今回は「益子焼」について、その魅力や特徴、人気作家について書いていきます。

益子焼とは

益子焼とは、栃木県芳賀郡益子町周辺を産地とする陶器です。

この前紹介した波佐見焼は磁器(=原料が石)でしたが、益子焼は陶器なので、主な原料は「土」となります。

益子焼の起源は江戸時代末期。茨城県の笠間にて修行した、大塚啓三郎という方が益子に窯を築き、窯業を開始したことで益子焼が広まったようです。まだ始まって150年程度と、意外にも歴史は浅いんですよね。

今でこそ全国的に有名な益子焼ですが、そのきっかけとなったのが、後に人間国宝となる浜田庄司が行った「民芸運動」。

民芸運動とは、日常的な暮らしの中で使われてきた手仕事の日用品の中に「用の美」を見出し、活用する日本独自の運動のことです。

大正時代に浜田庄司が牽引した民芸運動により、当初は火鉢や壺などの日用品が多かった益子焼も、花器や茶器といった民芸品が作られるようになり、全国的に知名度が上がったと言われています。

益子焼の魅力・特徴

益子焼の魅力・特徴

無印良品で購入した益子焼の丸皿

益子焼の特徴を一言で表現するなら、「素朴ながらも味のある、日常に馴染んでくれる器」といったところです。

ナチュラルで素朴

益子の特徴は何と言ってもその「土」です。

益子の土は鉄分が多くやや粗いので、焼き上がりはごつごつとした質感になります。

でもその独特な土の質によって、益子焼にはいかにも焼き物らしい、素朴さや渋さが演出されており、背伸びしないナチュラルな日常生活に馴染んでくれるのです。

味と落ち着きのある見た目

益子焼の特徴のもう一つが、「釉薬」。

「釉薬」とは、陶磁器の表面を覆うガラス質の膜のことで、陶磁器に水や汚れが染み込むのを防ぐとともに、色や質感を表現します。

益子の土は釉薬との相性がよく、焼き上げた時に味わいや落ち着きのある風合になるのです。

土の特徴を生かした、自然な褐色系の色味のうつわが多く、どんな人でも落ち着いて使えるのが、益子焼の魅力ですね。

年間60万人が集まる益子陶器市

益子焼と言えば、毎年GWと11月初旬の2回開催される陶器市が有名です。

都心からも2時間程度で行ける益子の陶器市には、全国からうつわ好きが集まり、毎年合計60万人を動員します。

益子焼の作家は勿論のこと、他の産地の作家も含めて合計500のテントが集まるので、お気に入りのうつわが見つかること間違いなし。

中には手に入りにくい人気作家のうつわや、割引されたうつわもあるので、うつわ好きにはたまらないイベントです。

うつわのみならず、屋台で食事をとったり、地元の農産物を購入したりできる陶器市は、本当ににぎわっています。


 

益子焼のおすすめ人気作家3選

益子焼のおすすめ作家ということで、以下の3名を紹介します。

中村恵子

益子焼の中村恵子さんのうつわ

僕も持っている中村恵子さんのうつわ。

中村さんのうつわは、シンプル見た目ながらもしっかりと表情のある質感をしており、食卓を自然に彩ってくれます。

褐色っぽい色味がとても素朴で、重厚さも感じさせる中村さんのうつわは、「まさに益子」といった感じ。

益子焼の中村恵子さんのうつわ

出典:http://so-co.jp/articles/special/

ですがそれだけでなく、使いやすさに考慮した大きさやナチュラルな風合いも特徴的です。温かみが感じられる中村さんのうつわは、日常にじんわりと馴染んでくれるので、日々の食卓が豊かになり、料理がおいしく感じられます。

広瀬佳子

益子焼の広瀬佳子さんのうつわ

出典:https://macaro-ni.jp/66406

陶器市でも人気の広瀬さんのうつわ。

洋食にも合うような独特な形をした、アンティーク調のうつわが人気の作家さんです。

広瀬さんのうつわは、良い意味で益子っぽくないですね。

益子焼というと、土の特徴を生かした黒系、茶系のうつわが多いのですが、広瀬さんのややグラデーションがかったようなグレーや白系のうつわは、他の益子の作家さんとは違った個性があり、非常に独創的です。

スイーツやパン等とも合いそうな益子焼が欲しいという方にはぴったりだと思います。

吉沢寛郎

益子焼の古沢寛郎さんのうつわ

出典:https://www.pictadesk.com/

益子の人気作家のひとりである吉沢さん。

土の質感を生かした、ムラのある独特の風合いがなんともたまらないうつわです。

写真のような少しごつごつした益子らしいうつわから、マットな質感のきれいめなうつわまで、幅広い作品が展開されています。

吉沢さんの大きめのうつわで、主食からおかず、サラダまでワンプレートで盛り付けてご飯を食べたいですね。

食事が楽しくなりそうな、お洒落でかわいいうつわばかりです…


 

あとがき

前回紹介した波佐見焼は「磁器」、今回の益子焼は「陶器」ということで、全然違いますよね。

磁器は軽くて電子レンジ可なのに対して、陶器は比較的重くて電子レンジも使えないので、磁器の方が扱いやすいでしょう。

でも、陶器の持つ温かみやナチュラルさは、その使い勝手の悪さに目をつぶってでも使いたくなってしまうのです。

日々の食事を彩ってくれるうつわ。うつわ好きはやめられそうにないです…

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