こんにちは。ヒロシです。
今まで僕は新品の服しか着たことがなかったのですが、最近古着のスラックスを購入しました。

その経験から、「古着って面白い!」と思うように。
そこで今日は、ドメスティックブランドが好きな古着初心者目線から、古着の魅力について書きたいと思います。
- 古着って気になるけど、なかなか挑戦しづらい…
- ドメスやインポートブランドの服はよく着るけど、古着はあまり着ない
- 古着の魅力を知りたい
という方は、ぜひ参考にしてみてください。
古着(ヴィンテージ・レギュラー・デッドストック)の魅力


僕が考える古着の魅力は以下の5つです。
ちなみに「値段が安い」とよく言われる古着ですが、アイテムの種類や年代、状態によってはかなり高いこともあるので、それは含めていません。
すべてが一点モノだから人と被らない
新品のアイテムは市場に流通しているので、他の人と被る可能性があります。
ユニクロや無印良品といったブランドはもちろんのこと、価格の高いドメスティックブランドでさえ、被る可能性もゼロではありません。
しかし、古着は全てが一点モノ。
そのため、他の人と全く同じということがありません。
「このアイテムを持っているのは自分だけ」
そう考えると、より特別感が増してテンションが上がるのではないでしょうか?
宝探し感覚
前述のように、古着は全て一点モノです。
そのため、気に入ったものがあってもサイズが合わないこともありますし、古着屋に行ってもデザイン的にビビッとくるものがあるかどうか分かりません。
でもだからこそ、自分が見た目で惚れて、着てみて惚れたアイテムに出会った時にめちゃくちゃ感動できます。
これは新品にはない魅力ですよね。
新品のアイテムに関しては、ネットでまずチェックしてから、気になるものがあったらそれをお店に見に行くという方が多いと思います。
そのような買い物は失敗もしづらいですし、自分が良いと思うものを手にいれることができるので効率的です。
しかし、古着にあるような「偶然の出会い」をする可能性は低いでしょう。
数ある古着の中から、自分が本当に気に入ったアイテムを見つけることができたときの「喜び」や「感動」といったスペシャルな感情は、古着ならではのもの。
いわば「宝探し」ができるのも、古着の1つの魅力です。
新品にはない独特の風合い
古着というのは、もともとは数十年前に生産されていたアイテム。
それだけの歴史を積み重ねてきたアイテムなのですから、新品にはない独特の風合いが楽しめます。
ややクタッとしていたり、色が抜けていたり。
新品のパリッとした雰囲気も素敵ですが、古着が持つエイジングが進んだような雰囲気も非常に魅力的です。
生地が良い
古着のアイテムは良い生地を使っているものが多いです。
というのも、古着は前述のように数十年前に作られているから。
その時代においては、化学繊維で作られた服も今ほどなかったので、良質な天然素材を100%使ったアイテムが古着には多い印象があります。
また逆説的ですが、耐久性のある良質な生地を使っているからこそ、作られてから数十年経っても着られるのです。
古着を見ていると、「新品で買ったらかなり高いんだろうな…」というレベルの生地を使ったアイテムが手頃な価格で売られています。
あらゆるブランドのアイテムのネタ元になっている
服好きの人が一番刺激されるであろうポイントです。
人気ブランドのあらゆるアイテムは、古着や軍モノをサンプリングして服を作っています。
代表的なところでいうと、YAECAのアトリエコート。


出典:https://cotyle.com/?pid=113531213
こちらのアイテムは、フランスのヴィンテージのアトリエコート(芸術家が着ていたコート)をサンプルに作られています。


出典:https://share-usa.com/products/detail.php?product_id=11048
このように、色々なブランドのアイテムのネタ元になっているのも古着の魅力。
服好きの方は、「この服は何をデザインソースにしているのだろう」と気になると思いますが、古着ならば今ある服の原型となったアイテムに出会えるのです。
単純に服としてカッコいいのみならず、 このような楽しみ方ができるのも古着の魅力ですね。
古着を知るとファッションがもっと楽しくなる


僕は最近まで、新品のアイテムしか購入しませんでしたが、古着を見るようになってからファッションがすごく楽しくなりました。
やはり、着古したような独特の風合いがめちゃくちゃカッコいいですし、クラシックなシルエットやディテールが今の気分に合うんですよね。
また、あらゆるブランドのアイテムのデザインソースになっている点でも、非常にそそられます…