こんにちは。ヒロシです。
今日は僕の大好きな本である「夢をかなえるゾウ」について書いていきます。
発売されたのは10年以上前の2007年。
割と古い本なのですが、本当にためになることが多くて参考になる部分がたくさんある素晴らしい本です。
「夢をかなえるゾウ」とは

この物語は、小説形式の自己啓発本に分類される本です。
何度かこのブログの記事でも引用していますね。
https://www.ponkotsu-hitomishiri.com/entry/homeru-merit
ざっくりとストーリーを説明すると、
主人公はどこにでもいる普通のサラリーマン。変わりたいと願う彼の前に、突然「ガネーシャ」という自らを神と名乗るゾウが現れます。
そのガネーシャの与える課題を主人公がクリアしていくことで、主人公が自分を変えていくというお話です。
主人公は「人生を変えよう」と思っているけど、何も変えられない普通のサラリーマン。
そこへある日突然、ガネーシャというゾウの姿をした神様が現れ、主人公の家にニートとして住みつき、ゲームをしては寝るだけの怠惰極まりない生活を始めます。
しかしガネーシャは自信満々にこう言います。「今からワシが出す簡単な課題さえこなしていけば、お前は確実に成功する――」。
主人公とガネーシャの漫才のような掛け合いで、「成功するためにはどうしたらいいか?」「そもそも成功とは?」という自己啓発書のメインテーマを説いていきます。
夢をかなえるゾウのガネーシャの教え・課題について

物語は、1つのチャプター毎ににガネーシャが1つずつ課題を出し、その課題を主人公がこなしていくという形式になっています。
その教えは以下の通り全部で29個です。
- 靴を磨く
- コンビニでおつりを募金する
- 食事を腹八分目に抑える
- 人が欲しがっているものを先取りする
- 会った人を笑わせる
- トイレ掃除をする
- まっすぐ帰宅する
- その日頑張れた自分をホメる
- 1日なにかをやめてみる
- 決めたことを続けるための環境を作る
- 毎日全身鏡を見て身なりを整える
- 自分が得意なことを人に聞く
- 自分の苦手なことを人に聞く
- 夢を楽しく想像する
- 運が良いと口に出して言う
- タダでもらう
- 明日の準備をする
- 身近にいる一番大事な人を喜ばせる
- だれかひとりの良いところを見つけてホメる
- 人の長所を盗む
- 求人情報誌を見る
- お参りに行く
- 人気店に入り、人気の理由を観察する
- プレゼントをして驚かせる
- やらずに後悔していることを今日から始める
- サービスとして夢を語る
- 人の成功をサポートする
- 応募する
- 毎日、感謝する
夢をかなえるゾウの感想:「意識」は無意味。「行動」と「習慣化」こそが全て

以上のような課題を主人公はこなしていき、自分を変えていく物語なのですが、僕がこの本で最も印象に残ったのは、以下の部分です。
本気で変わろ思たら、意識をかえようとしたらあかん。
意識やのうて、「具体的な何か」を変えなあかん。具体的な、何かをな。
数ある自己啓発本やビジネス書。
それらを読むと、自分が持っていなかった知見を得た気がして、心が入れ替わったような新鮮な気持ちを抱き、「自分にもできる」と興奮しますよね。
そこで多くの人はまず「意識」を変えます。
でも、そこで変えた意識は時間とともに忘れ去られ、結局は以前の自分に戻ってしまう。
もしくは、意識が変わっただけで薄っぺらい人間性はそのまま。いわゆる「意識高い系」になる場合も。
つまり「意識を変える」ことは、それだけでは何の意味もないということです。
重要なのは、「意識」ではなく「具体的な何か」、つまり「行動」を変えること。
そしてその行動を継続し、習慣化することで、本が提起した内容・知見が本当の意味で自分のものになります。
ガネーシャが出した課題も、一回だけやってもさほど意味はなく、それを続けて習慣化しないと効果はありません。
具体的な何かを変える、つまり新たな行動を起こし、それを継続して習慣化すること以外では、人は変われないのだと感じました。
成功するための鍵は「行動」。
シンプルで単純明快なアンサーですが、誰もが納得する答えをこの本は教えてくれます。
成功者は例外なく、「行動」している

思えば、世の中で「成功者」と呼ばれる人は、例外なく「行動」しています。
その過程で失敗しても、その失敗の経験を糧にさらにアクションを起こして、結果としてして成功しているのです。
例えば、ホリエモンは東京大学在学中に「オン・ザ・エッヂ」を設立。ライブドア社へ社名変更し、東証マザーズに上場。
その後、球団買収・ニッポン放送買収に失敗し、またインサイダー取引により逮捕されて長野刑務所に収監。
このような「失敗」をし、「ホリエモンは終わった」等と言われてもなお行動を続け、今でも多大な影響力を持って活動されています。
この本の中では、偉人と呼ばれる方々がいかにして名声を高めたかが書いてありますが、やはり皆絶えず行動を続けていました。
成功者は最初から成功者ではありません。みんな初めはゼロの状態です。
そこからトライ&エラーを繰り返して、どんどん成り上がっていったのです。
その意味で「行動」したことによる失敗は、決して失敗ではなく、成功への布石なのだなと感じました。
この本は、そんな「成功するためのマインド」がストーリー形式で分かりやすく書かれた、最強の自己啓発本・人生のバイブルとも言える良書です。
あとがき
この本を読むと、幾多ある自己啓発セミナーに参加したり、自己啓発本を読んだりしても何も変わらない人が大半である理由が分かります。
身近なところから少しずつ変えてみる。
日常のちょっとした習慣を見直してみる。
「成功」の定義は人によりけりですが、「行動」や「習慣化」は間違いなく人生をより豊かにしてくれるものだと思います。
超有名な本ですが、まだ読んだことのない方はぜひ読んでみてください。
ケンタロウと申します。
突然失礼いたします。
ライフスタイルグループにて、
こちらのブログをみつけました。
さっそく読者登録させていただきました。
私も普段の日常をブログに書いております。
もしよろしければ、私のブログをのぞきに来て頂き、
読者になっていただければ幸栄です。
どうぞよろしくおねがいいたします。
ケンタロウ
ケンタロウ(id:Ikentaro) 様
コメントおよび読者登録ありがとうございます。
私もケンタロウさんの読者にならせていただきました!
今後ともよろしくお願いします。
読者登録のお礼
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
この度はケンタロウのブログに読者登録していただき、
ありがとうございます。
これから、よろしくお願いいたします、
ケンタロウ