こんにちは。ヒロシです。
Campus(キャンパス)は、アディダスのクラシックスニーカーの1つ。
ミニマル&レトロなデザインが特徴的で、どんなスタイリングにも馴染んでくれます。
ただ、キャンパスには通常版と80’sモデルの2種類あり、具体的な違いが気になるところです。
違いを理解した上で購入しないと、買い物で後悔する可能性が高いでしょう…
そこで今回は、アディダス・キャンパスの通常版と80’sモデルの違いをまとめました。
この記事を書いている僕は、キャンパス80’sの愛用者です。
本記事を読めば、後悔せずにキャンパスを選ぶことができるはず。
3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。
【2種類のキャンパス】通常版と80’sモデルについて

キャンパスは、1983年にバスケットボールシューズとして登場しました。
まずは「80’sモデル」と「通常版」の2つのキャンパスについて触れていきます。
【ヴィンテージモデル】adidas originals Campus 80’s

価格 | 12,000円+税 |
素材 | 天然皮革+ゴム底 |
発売時期 | 2015年秋冬〜 2020年秋冬〜 |
こちらがヴィンテージモデルのCampus80’sです。
80年代に発売された、オリジナルのキャンパスを忠実に復刻しています。
4年以上も愛用しているので、かなり良い感じにクタって味が出てきました。
なお、このCampus80’sは2017年頃にしれっと廃盤に(特にアナウンスはなかった気が…)。
しかし、2020年秋になって復活したので、今では手に入るようになりました。
(取り扱い店舗は限られていますが)
【通常版】adidas originals Campus←ABCマートでも買える

出典:https://zozo.jp/shop/journalstandard/
価格 | 9,990円+税 |
素材 | 天然皮革+人工皮革+ゴム底 |
発売時期 | 2017年秋冬〜 |
通常版キャンパスが出たのは、2017年の秋冬シーズン。
全体的なデザイン・印象はキャンパス80’sとほぼ同じで、価格がかなり抑えられているのが特徴的です。
ABCマート等でも手に入るなど、入手性の高さも魅力的ですね。
【アディダス】通常版キャンパスとCampus80’sの違いについて

では具体的に「2つにはどんな違いがあるのか」という話に移ります。
「通常版」と「キャンパス80’s」はかなり似ているものの、詳しく見ていくといくつか違いがありますよ。
違い①:デザイン
まずはデザイン的な違いです。
見れば明らかなのですが、一応触れておきます。
通常版キャンパス

出典:https://shop.adidas.jp/products/
ご覧のように、通常版キャンパスはシュータンとサイドにロゴがあります。
シュータンには「adidas」のロゴ、サイドには「Campus」の刻印のようなものですね。
Campus 80’s


一方でキャンパス80’sには、シュータンにもサイドにもロゴが一切ありません。
アイコニックな3本線のみのデザインなので、よりミニマルな印象が出ますね。
違い②:アッパー
どちらも豚革のヌバックレザー(スウェードのように起毛させた革)を使っています。
しかし、「厚み」「質感」が異なります。
通常版の方がヌバックレザーが薄く、逆にキャンパス80’sはヌバックレザーが比較的厚くなっています。
また、80’sモデルの方がレザーの毛足がやや長めです。
ただ、通常版キャンパスの履き心地が悪いかというと、決してそうではありません。
なぜなら、シュータンの裏などにある「ライニング」がつま先部分にまで張りめぐらされているからです。

こちらは私物のキャンパス80’sのライニングです。
ご覧の通り、足の甲くらいまでしかライニングがありません。
一方で通常版キャンパスはライニングの範囲がより広く、全体的にかなり柔らかな履き心地でした。
加えて、通常版はヌバックレザーがキャンパス80’sよりも薄いつくり。
その分、スニーカーが軽く仕上がっているのもメリットです。
- 見た目の重厚さ・エイジング;80’sモデルのヌバックレザーが上
- 実用性・機能性:通常版のヌバックレザーが優る
まとめると上記ですね。
違い③:シルエット・サイズ感

シルエットやサイズ感は、そこまで大きくは異なりません。
- 幅は比較的せまく、細身のフォルム
- 甲はやや低め
- くるぶしは低め
基本的には普段よりもハーフサイズ(0.5cm)上げると、履き心地・見た目の両方が良くなりますよ。
アディダスのキャンパスのサイズ感は?【失敗しない選び方を解説】
ただ、1点だけ大きく異なる点があります。
それは「サイドのくびれ方」です。
通常版キャンパス

出典:https://shop.adidas.jp/products/
現行のキャンパスは、内側のサイドのところが真っ直ぐに近い形になっています。
くびれは抑えめで直線的なつくりですね。
キャンパス80’s

一方、キャンパス80’sは内側のサイドがかなりくびれたシルエット。
靴内部のインソールも土踏まずの部分がポコっと膨らんでいて、土踏まずにうまい具合にフィットする構造になっています。
土踏まずのフィットがかなり心地よく、ついつい履いてしまいますね…
【アディダス・キャンパス】通常版と80’sモデルはどっちが良い?

違いをふまえて、通常版と80’sモデルとではどっちが良いのかを話します。
- 基本的には、80’sモデルがおすすめ
- ただ、通常版も普通にあり
抽象的で申し訳ないのですが、上記のとおりですね。
基本的にはキャンパス80’sがおすすめ

やはり、基本的には80’sモデルが良いと思います。
ヴィンテージ感のあるシルエット・重厚感などが魅力的で、非常にカッコいいです
風合いも良く、育てながら履けるので、確実に後悔はしないはず。
価格としても、通常版との定価の差は2,000円ほどです。
2,000円多く出す価値は間違いなくあります。
ただ、通常版キャンパスも普通にアリ

出典:https://zozo.jp/shop/journalstandard/
しかし、通常版のキャンパスも決して悪くはありません。
確かに、キャンパス80’sの方がカッコいいとは思います。
しかし、ヌバックレザー・オフホワイトのソール・細身のフォルム等、見た目がキャンパス80’sに近く、ヴィンテージ感もあります。
また、履き心地も柔らかく、軽く仕上がっているのもポイントですね。
総じて、通常版キャンパスは、単純に質を下げて価格を落としているのではなく、コストを下げつつもアップデートしている印象です。
現行のキャンパスと廃盤になったキャンパス80’s。
今までは「絶対に80’sが良い」って思ってたけど、現行品もなかなか良いですね。
見た目やシルエットも80’sとそんなに違わないし、履き心地も良い。
そして何よりお手頃価格。
80’sを履き潰したら現行品で全然良いかなと感じます。
(写真は80’s) pic.twitter.com/stq7vBwhCx
— ヒロシ@ファッションブログ (@footmuji) November 3, 2019
上記ツイートの通り、僕も80’sモデルが復活しなかったら、普通に通常版を買おうと思っていました。
(いまは80’sが復活したので、買い直すときも80’sの予定ですが)
価格的にも、Amazonや楽天では7〜8,000円くらいで手に入ります。
その価格で買えるスニーカーとしては、間違いなく良い商品ですよ。
アディダス・キャンパスの通常版と80’sの違いに関するまとめ

アディダス・キャンパスの通常版と80’sの違いを書きました。
上記を基準に選ぶのがおすすめです。
記事で見た通り、通常版も決して悪くはありません。
ただ個人的には、より本物感・ヴィンテージらしさが味わえる80’s派ですね。
80’sモデルが復活し、キャンパスの注目度がより高まっています。
スタイリングを選ばずに履けるので、1足あると確実に重宝するはずです。
サイズの選び方はアディダスのキャンパスのサイズ感は?で詳しく解説しているので、この機会にぜひチェックしてみてください。
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