こんにちは。ヒロシです。
最近はKindleなどの電子書籍を使って読書をすることが増えました。
でも、とあるブックカバーを使いたいがために、紙の小説も捨てがたい…
ということで、今日は僕が2年ほど愛用しているブックカバーである、HenderSchemeのtoco book coverについてご紹介していきます!
新たに吹き込まれた息吹。エンダースキーマのブックカバー「toco book cover」
浅草発のレザーブランド “HenderScheme(エンダースキーマ)”。
こちらは、旗艦店の「スキマ」にて僕が2年前に一目惚れして購入したブックカバー(toco bookcover)です。
素朴でシンプルな印象のブックカバーですが、こちらの最大の特徴が、「床革」を使っていること。
革は本来、なめしや染色などの加工を施したあとに、余計な部分を削り落として一定の厚みに仕上げていきます。
その過程でそぎ落とされた革が「床革」です。
つまり、床革は通常ならば捨ててしまう革になります。
そんな床革を再利用し、新たな息吹が吹き込まれているというストーリー性。
綺麗に整えられた革ももちろん素敵ですが、そんな背景を含めて魅力的に思えます。
ただ、そのようなストーリー性はあくまで後からついてくるもの。
どんなに美しいストーリーや生産背景があっても、モノ自体が魅力的でなければ購入しようとも思いませんし、まして使い続けることもないでしょう。
つまり、このエンダーのブックカバーにはストーリー性だけではない魅力がつまっているということです。
【2年使用レビュー】エンダースキーマのブックカバー”toco book cover”
まず全体像はこんな感じ。
特に表面加工などは施していないので、自然なキズや色ムラがあります。
床革ならではのキズや色ムラ、そこに使用を続けたことによる経年変化が合わさって、より愛したくなるような、独特の雰囲気を醸していますね。
ナチュラルな空気感がたまらない…
触り心地としてはツルツルしているのですが、ニスやワックスなどによる人口的にすべすべさせた感じではなく、あくまで自然なツルツル感。
場所やなで方(触り方)によっては、ややザラっとしています。
触った時の違和感などは一切なく、やわらかさのある床革素材なので、本もかなり持ちやすいですね。床革といえども質が良いのが伝わります。
また、革にはある程度の厚みがあり、本をしっかりと守ってくれる印象。
デザインとしては、おもて面にブランドが小さく刻印されているだけです。
(革と同化していて若干見にくいですが)
白のステッチもデザイン的に良いアクセントになっています。
細かいピッチで一定に縫われているので、耐久性の面でも嬉しいですね。
toco book coverのサイズ感
サイズ感としては、文庫本がすっぽりと収まるサイズ(=A6サイズ)。
持ち運びしやすいメモ帳や手帳の多くはA6サイズなので、文庫本のみならず手帳カバー的に使っても良さそうですね。
ちなみに僕は、王道の文庫本カバーとして使っています。
写真にある「深夜特急」は僕の大好きな本。もう3回ほど読んでいます。
大好きな本を、大好きなブックカバーを使って読む。
なんとも贅沢な時間です…
(2024/11/06 10:59:10時点 Amazon調べ-詳細)
カラー展開も豊富
toco book coverはカラー展開も豊富。
シーズンによって展開色は一部異なりますが、だいたい10色くらいから気に入った色味のものを選べます。
また、このブックカバーの面白いところは「個体差」。
自然に仕上げているので、1つ1つ色ムラの出方やキズが異なっているんです。
旗艦店のスキマに行けば、ストックしてあるブックカバーをじっくり吟味して選ぶことができますよ。(在庫状況にもよりますが)
エンダースキーマのブックカバーで日常に彩りを
個人的に、他の人から自分が何を読んでいるか知られてしまうのが嫌なので(というか恥ずかしい)紙の本を読む際にブックカバーは必須。
だからこそ、ブックカバー1つでもしっかりとこだわりたい。
このエンダースキーマのブックカバーならば、日々の読書の時間にちょっとした彩りをもたらしてくれますよ。
使い込んでいくごとに経年変化もするので、自分だけのブックカバーに育てていくのも楽しいです。
個人的に、最近はKindleで本を読むことが増えましたが、このブックカバーを使いたいがために、紙の本もたまに手に取ってしまいますね。
紙の本は電子書籍にくらべて確かに不便ですが、その不便さも我慢したいと思えるほど素晴らしい、エンダースキーマの「toco book cover」。
床革を使っていることで、価格は4,500円とかなりお手頃になっています。
※エンダーの床革でない「本革のブックカバー」は1万円ほど。
ぜひあなたも、エンダースキーマのブックカバーで日常にちょっとした彩りを添えてみてはいかがでしょうか?