僕は基本的にあまり荷物を持ちたくない人間だ。実際に最近まで、出かけるときは手ぶらで、持ち物はポケットに突っ込んでいた。
でも、これは両手があくという長所がある反面、持ち物をポケットに突っ込むということは、服に不自然な膨らみができてあまりかっこよくないという大きな短所がある。
服(主にズボン)に膨らみができるのは嫌だけど、大した荷物もないのに大きな鞄を持つのも僕は嫌だった。そんな僕のわがままを叶えてくれたのがエンダースキーマのトートバッグだ。
確か商品名はpig bagだった気がする。僕はこの画像の右側の大きな方のベージュ(キャメル?)を愛用している。これが本当に使える。気に入りすぎてほぼ毎日使っている。
このトートは機能性・デザイン性・コスパ全てを満たしていると思う。
まず機能性について。この鞄は小さめだけど決して小さすぎない。生地自体は薄いから荷物が少ない時でも決して不自然にならないし、A4サイズのファイルも入る。僕は大学生に通学する時もこれを使っていたんだけど、筆記用具やポケット六法も問題なく入った。僕の普段の荷物なんて、財布・スマホ・鍵・手帳・目薬やリップクリームが入った小さいポーチくらいだ。僕みたいにそこまで荷物を持ち歩かない人にとって、この絶妙なサイズ感が本当にちょうどいい。
次にデザイン性。これは豚の革を使っている。天然皮革だから経年変化も期待できるし、ベージュの絶妙な風合いがかっこいい。あと、この鞄1つでコーディネートのアクセントにもなるのだ。冬は特にそうだけど、男は黒やネイビーといった色が多くなりがちだ。そこでこの絶妙なベージュのバッグを持つだけでいいアクセントになる。
次にコストパフォーマンス。この鞄は内定祝いに姉にリクエストしてプレゼントしてもらったものなんだけど、確か9000円+税だった気がする。鞄にしては一般的には小ぶりなサイズと言えるから、決して安い部類ではない。でもたとえ値段は安くなくても、たくさん使うならば費用対効果は自ずと高くなる。現に僕はめちゃめちゃ使っているから、結果的にコスパはかなり良いと思う。
今まで僕の鞄は、荷物の多い時用のマスターピースのリュックくらいしかなかった。
これもかなり気に入っててもう2年以上使っているけど、前述のように僕は荷物が少ないから日常的に使うには大きすぎる。だから、エンダースキーマのトートは僕にとって痒い所に手が届く、本当に使えるバッグなのだ。