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服のケア・メンテナンス

お手軽!デニム(ジーンズ)の洗濯機での洗い方【洗剤・コース・干し方は?】

こんにちは。ヒロシです。

多くの方が1本は持っているであろう、デニムパンツ(ジーンズ)。

そのジーンズで迷いがちなのが、「洗濯」ですよね。

特に「良い色落ちを楽しみたい」と考えている人ほど、洗濯には気をつかうと思います。

 

ただ、ジーンズの洗濯方法でググっても、なんだか面倒くさそうなものや分かりにくいものが多い気がしませんか?

ジーンズは元が作業着なので、手洗いで丁寧に洗うものでもないかなと思いますし。

また、実際に僕もジーンズの洗濯について迷っていた頃は、いろいろと試行錯誤していた記憶があります。

 

そこで本記事では、誰でも簡単にできて、かつ色落ちも楽しめるデニムパンツの洗濯方法についてご紹介していきます。

実際に洗濯した私物のデニムパンツを例に書いているので、かなり分かりやすいかと思いますよ。

洗濯機で洗うジーンズ(リジッドデニム)について

今回洗濯機で洗うデニムパンツは、僕が愛用しているFIRMUM(フィルマム)のもの。

FIRMUMのデニムパンツ

大好きな形・生地感のデニムのため、ついつい洗わずにたくさん履いてしまったのですが、全体的に少々くたびれてきました。

 

糊のついたリジッドデニム(生デニム)の状態から7ヶ月ほど履き込んだ(週2〜3日)ので、全体的に生地が伸びてしまっています。

FIRMUMのデニムパンツ

ウエストをベルトでギュッと絞って履いているので、ウエスト部分も消耗が特に激しいです。

また、ニオイも若干気になります。

FIRMUMのデニムパンツ

結構な頻度で履いていたので、膝も出てしまっていますね。。

では、このデニムを例に、ジーンズの洗濯機での洗い方をまとめていきます!

 

リジッドデニムもOK!簡単なジーンズの洗濯機での洗い方【洗剤や設定、干し方を解説】

では早速、上でご紹介したFIRMUMのデニムパンツを例に、ジーンズの洗濯機での洗い方を見ていきましょう!

①ジーンズを裏返しにしてネットに入れる

ジーンズを裏返しにし、ボタンorジップを閉じます。

デニム(ジーンズ)の洗濯機での洗い方

裏返しにすることで、生地を傷めることなく洗濯することができますよ。

裏返したら、三つ折りにたたんで…

デニム(ジーンズ)の洗濯機での洗い方

洗濯ネットに入れましょう。

デニム(ジーンズ)の洗濯機での洗い方

洗濯ネットに入れることによって、裏返すことと同様に、生地をかかるダメージを抑える効果を期待できます。

洗う前の事前準備として、この2つはマストで行いましょう。

②中性洗剤を用意する

デニムパンツの洗濯に使う洗剤ですが、必ず「中性洗剤」を使うようにしましょう。

アルカリ性洗剤の方が洗浄力は強いのですが、その分デニムパンツを必要以上に色落ちさせてしまいます。

また、「蛍光増白剤」が入ったものは絶対にNGです。

蛍光増白剤は、服を白く清潔に見せてくれる成分なので、濃紺のデニムパンツが変に白っぽくなってしまいますよ!

アタックやボールド等のアルカリ性の洗剤には結構な割合で「蛍光増白剤」が入っているので、要注意です。

 

これらを踏まえると、おしゃれ着用の中性洗剤がおすすめ。

必要以上の色落ちを避けてくれますし、大切なジーンズをいたわりながら洗濯ができますよ。

ちなみに僕は「アクロン」を使っています。

デニムの洗濯に使うアクロン

今まで何回も使ってきましたが、変に色落ちすることもなく、かなり使い勝手が良いですね。

 

また、「ジーンズの洗濯にはよりこだわりたい!」という方は、THE・LAUNDRESS(ザ・ランドレス)のジーンズ専用洗剤が良いでしょう。

③〇〇コースに設定して、洗濯機でデニム(ジーンズ)を単体洗い

ではいよいよ、洗濯機でジーンズを洗っていきます。

まずはコース設定。

どの洗濯機にも「手洗いコース」「おしゃれ着コース」「ドライコース」などがありますので、それを選んでください。

通常のコースだとすすぎ時間や脱水時間が長すぎて、デニム生地に対してダメージを与えるからです。シワも目立ちますし。

手洗いコースやおしゃれ着コース等では、服に負担がかからないように、すすぎ時間や脱水時間がデフォルトで短く設定されているので、それをチョイスしましょう。

 

コース設定をしたら、デニムパンツを洗濯機の中に放り込みます。

他のものと一緒に洗うと、インディゴ染料が移ってしまうので、必ず単体洗いにしてください。

また、注意すべきなのは「洗剤を入れるタイミング」です。

デニムの洗濯に使うアクロン

ジーンズに直接洗剤がかかると、生地にダメージを与えかねませんので、ジーンズの上くらいまで水を張ってから投入しましょう。

④ピンチハンガーを使って筒状に干す

洗濯が終わったらすぐに取り出し、形を整えて干していきます。

ちなみに乾燥機はNG。生地に負担がかかったり、必要以上に縮んでしまいますので。

 

干す際に使うのが「ピンチハンガー」です。

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ピンチを4か所ほど使って、筒状になるように干していきましょう。

デニム(ジーンズ)の干し方

筒状に干すことで、ジーンズの重みでシワが伸びて形が整えられる上、早く乾くというメリットがありますよ。

なお、直射日光に当てると色褪せや変色の原因になるので、風通しの良い日陰で干すのがベスト。

ただ、直射日光を避けられれば問題ないので、僕はいつも部屋干ししてしまいます。

 

なお、乾く時間はデニム生地の厚さによって異なるのですが、僕のこのデニム(標準的な13オンス)は部屋干しでも1日で十分乾きました。

ちなみに、以前履いていたA.P.C.のデニムの場合は2日程度かかりましたね。

洗濯機で洗った後のリジッドデニム

これまでご紹介した洗濯方法で洗った後のデニムパンツがこちら。

FIRMUMのデニムパンツ

いかがでしょう?結構良い感じですよね。

洗濯前と洗濯後で比べてみましょう。

デニムを洗濯機で洗った

洗濯前にあったシワやくたびれた印象がなくなり、かなりシャキッとした印象。

また、デリケートな衣類もOKの中性洗剤で洗ったので、変な色落ちも全くしていません。

 

FIRMUMのデニムパンツ FIRMUMのデニムパンツ

ご覧のとおり、ウエスト周りの生地の伸びも戻りましたり、洗濯前に出ていたヒザも良い具合に収まりました。

 

デニムパンツ(ジーンズ)の洗濯というと、結構面倒くさい方法を紹介しているものが多いですが、今回僕が紹介した方法でも十分に色落ちが楽しめる&綺麗になります。

ご覧のとおりめちゃくちゃ簡単なので、ぜひお試しください!




【臭い対策】日常的なジーンズの保管方法【ファブリーズNG】

ジーンズの洗濯に関連して、日常的なジーンズのケアの話をしておきます。

今回、僕が実践しているジーンズの洗濯方法をご紹介しましたが、ジーンズって日常的に洗うものではないですよね。

特に、ジーンズ色落ちを楽しみたいと考えている人にとっては、あまりに洗濯頻度が多いとのっぺりした感じになってしまいますので。

 

でも、日々ジーンズを履いているとどうしてもニオイが気になってくるもの。

そこでおすすめなのが「服のミスト」です。

服のミストをスプレーしておけば、服を傷めずに消臭してくれますよ。

 

なお、「ファブリーズを使う」という方も多いと思いますが、マジでやめた方が良いです。

ファブリーズには服にダメージを与える化学成分が含まれているので、ジーンズの劣化を招きます。

また、ファブリーズはニオイの原因である汚れを落としてくれるわけではないので、ぶっちゃけ一時しのぎに過ぎません。

まぁこれは服のミストも同じですが、服のミストは生地を傷めませんからね。

S字フックを使って干すのもおすすめ

「まだ洗いたくないけどニオイが気になる…」という方におすすめなのが、S字フックでジーンズを干すこと。

ジーンズを裏返しにして干すだけでも、生地についたニオイ菌の殺菌ができるので、あまり臭いが気にならなくなりますよ(僕も実践しています)。

(参考:いい色落ちのために「デニムは洗わない」は都市伝説か?|OCEANS

 

洗濯しないと生地が劣化するため、長く愛用することを考えると定期的な洗濯はマスト。

ただ、色落ちのために洗濯を控えたいという方は、「服のミスト」と「S字フック」を使ってケアをするのがおすすめです。