こんにちは。ヒロシです。
春夏シーズンになると、足首を出したボトムスを履くメンズもたくさんいるかと思います。
そんな時に欠かせないのが「フットカバー」。
くるぶし丈のソックスだと、足首から靴下が「コンニチハ」して野暮ったい印象になりますので、お探しの方も多いはず。
(コンニチハした状態)
そんな感じで、フットカバーはメンズの春夏の必需品ともいえるアイテム。
しかし、フットカバーは足を覆う面積が少ない故に、普通の靴下に比べて脱げやすい…
そのため、靴から見えないこと・靴の中で脱げにくいことがフットカバーを選ぶ上では重要になります。
この度、メンズ用フットカバーで評判の高い「グンゼ・ボディワイルド」のフットカバー2種類(深履きと浅履き)を購入しました。
そこで今回は、2種類のフットカバーについて、実際に履いた感想をふまえて徹底比較していきます。
ぜひ春夏のソックス選びの参考にしていただけたら幸いです。
【グンゼ・ボディワイルドのメンズ用フットカバー】深履きタイプのレビュー | BDF002
品 番 | BDF002 |
価 格 | 1,320円(3足セット) |
素 材 | コットン・ポリウレタン |
まずは深履きタイプから。
こちらは「BDF002」という品番で、ボディワイルドのフットカバーの中では最も有名なモデル。
特筆すべきは「3D立体構造」ですね。
ご覧のように、フットカバーが2つのパーツに分かれており、非常に立体的なつくりをしています。
他のブランドのフットカバーとは明らかに異質で、唯一無二の形ですね。
履き心地・肌触り
履き心地はめちゃ良いです。
とにかく形が立体的なので、しっかりと足をホールドしてくれる感じですね。
しめ付けが特に強いわけではありませんが、フィット感が心地よく、長時間履いていても違和感などはありませんでした。
ただ、肌触りは結構クセがあります。
ポリウレタン混のややスポーティーな素材なので、好き嫌いは分かれそうな感じですね。。
コットン100%の靴下と違ってツルツル感もあり、苦手な方もいるかなと思います。
脱げにくさ
脱げにくさはパーフェクト。
タイ旅行の際、僕はこのフットカバーを履いて1日中歩き周りましたが、足の中で脱げたりズレたりは一切なかったです。
その秘密は、先ほどの3D立体設計に加え、各部位の補強にあります。
履き口にはテープが施されており、フィット感の向上をサポート。
このテープのおかげで、足のホールド感が高まっています。
さらに、かかと部分にはすべり止めも。
まさに至れり尽くせりですね。
足へのフィット感・ホールド感は最高クラスなので、脱げにくさの次元は圧倒的。
靴の中で脱げることが多いフットカバーですが、ボディワイルドの深履き(BDF002)ならそんな心配は不要です。
見えにくさ
脱げにくさと同じくらい重要な「見えにくさ」。
ちなみに、実際に履いてみるとこんな感じです。
深履きという名前のとおり、履き口は割と深めですね。
では、実際に靴から見えてしまうのかを検証していきます。
まずはスニーカーから。
スタンスミスを履いた時の見え方はこんな感じ。
微妙にフットカバーが見えていますが、まぁ見えている面積はかなり小さめなので許容範囲でしょうか。
続いて革靴です。
これはアウトですね。
アキレス腱の付近から、フットカバーが結構ガッツリと見えてしまっています。。
総じて、深履きタイプの見えにくさを評価することは非常に厳しいですね。
スニーカーも微妙に見えて、革靴に至っては結構ガッツリ見えてしまっているので。。
デメリット:耐久性はNG
正直なところ、耐久性は全く期待できません。
というのも、履いて1日で破れたから。
ご覧のとおり、親指付近に穴があいています。
僕の使い方が悪かったのかもしれませんが、それでも1日で破れる=耐久性に難があると言わざるを得ません。
素材的に結構薄手であること、またポリウレタン混紡であること等が理由でしょうか。
まぁどんなに履き心地が良くても、すぐに破れてしまっては使えないので、非常に残念です。。
【グンゼ・ボディワイルドのメンズ用フットカバー】浅履きタイプのレビュー | BDF003
品 番 | BDF003 |
価 格 | 1,242円(3足セット) |
素 材 | コットン |
続いて、浅履きタイプの「BDF003」です。
3D立体構造の深履きタイプと異なり、作りとしてはかなりベーシック。
浅履きということで、履き口も大きめの取られています。
履き心地
浅履きという名前のとおり、かなり浅めの作り。
そのため、正直なところホールド感・フィット感は深履きの方が上です。
しかし、浅履きタイプの履き心地も決して悪くない印象を抱きました。
生地がしっかり伸縮してくれるので、足へのフィット感も良い感じです。
また、浅履きタイプはコットン100%で、かつハイゲージに編まれているので、肌触りが非常に気持ちいいですね。
総じて、この浅さの割には履き心地はかなり良好です。
脱げにくさ
脱げにくさも申し分なし。
この浅履きタイプもタイ旅行の際に1日中履いていましたが、靴の中で脱げることは一切ありませんでした。
ご覧のように、カカトにはしっかり滑り止めのゴムがついています。
素材自体の伸縮性、そしてこのゴムのおかげで、大きな履き口ながらも脱げにくさを実現させているんです。
見えにくさ
履いてみるとこんな感じ。
履き口が非常に大きくとられており、見えにくさにも大いに期待が持てそうです。
まずはスニーカーから。
ご覧のとおり、全く見えていません。
とても良い感じです。
続いて革靴を履いてみました。
革靴でも、全くフットカバーが見えません。
深履きタイプだと大きく見えていましたから、見えにくさでは浅履きが圧倒的勝利ですね。
良い感じにこなれた印象が出ています。
正直、革靴でも見えないって本当にすごいんです。
僕はこれまでに色々なフットカバーを試してきましたが、革靴を履くとほぼ確実にくるぶし付近から靴下が少し見えていましたからね。
浅履きタイプはとにかく見えないので、革靴やスリッポンを普段から履く方にも心からおすすめできます!
耐久性
耐久性も特に問題ないですね。
すでに何度か履いていますが、深履きタイプのようにすぐに破れることはありません。
やはりコットン100%で、かつしっかりと編み込まれた生地なので、かなり丈夫な印象です。
深履きと浅履きはどっちがおすすめ?【グンゼ・ボディワイルドのメンズ用フットカバー】
結論、圧倒的に浅履きタイプの方がおすすめです。
判定基準としては以下の通り。
- 履き心地:深履きの方が上だけど浅履きも悪くない
- 脱げにくさ:深履きの方が上だけど浅履きも脱げない
- 見えにくさ:浅履きの方が上
- 耐久性:浅履きの方が上
全体として、深履きは履き心地と脱げにくさの水準は非常に高かったのですが、見えにくさと耐久性の部分で難がありました。
浅履きはとにかく「見えにくさ」がすばらしい。
そして、履き口が大きいにもかかわらず、履き心地や脱げにくさの水準も高かったので、文句なしにおすすめできます。
まぁスニーカーしか履かない方であれば、深履きタイプでも問題ないかもしれません。
でも、耐久性的に高いとはいえない(足や指の形にもよると思いますが)ので、個人的には浅履きタイプ推しですね。
春夏シーズンに欠かせない「フットカバー」。
履きたい・使いたい時になくて困りがちなアイテムだと思うので、ぜひお早めにチェックするのをおすすめします。