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【レビュー】モンベルのスペリオダウンが傑作だった件【インナーダウン 】

こんにちは。ヒロシです。

アウターの中に着るアイテムとして市民権を得ている「インナーダウン」。

保温性の高いインナーダウンがあれば、やや薄手のアウターも冬に着られますし、真冬でも暖かく過ごすことができます。

 

そんなインナーダウンのパイオニア的存在といえば、日本のアウトドアブランドの「モンベル」です。

2011年の登場以来、定番として毎年リリースされる人気商品として支持を得ていますよね。

超絶今さらではあるものの、僕もモンベルのインナーダウンを購入したので、今回はそのレビューをしていきます。

本記事の内容

  • モンベルのインナーダウンのメリット・デメリット
  • インナーダウンのサイズ感・シルエット
  • モンベルのインナーダウンに関するよくある質問 

ユニクロやTAION、無印良品など、他社のインナーダウンとの比較をふまえてレビューします。

ただ初めに言っておくと、「傑作」でした。

モンベルのインナーダウン (スペリオダウン)は傑作です【他と比較しつつレビュー】

モンベルのインナーダウン(スペリオダウン)

モンベルのインナーダウン(スペリオダウン)は最高です。

アウトドアアイテムとしてのみならず、ファッションアイテムとして支持されているのも納得です。

とにかく軽くて暖かい。そして安い。

まずはディテールをチェックしていきます!

モンベルのスペリオダウン(インナーダウン)のデザイン・ディテール

モンベルのインナーダウン(スペリオダウン)

モンベルのインナーダウンがこちら。

正式名称は「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」になります。

ジャケットタイプ・ベストタイプ・半袖タイプと色々あるのですが、僕はベーシックなジャケットタイプを選びました。

ちなみに価格は10,800円(+税)です。

 

素材

モンベルのインナーダウン(スペリオダウン)

素材はナイロン100%です。

ナイロンは防水・防風性に優れているのが特徴で、よくインナーダウンに使われています。

中わたはダウン90%・フェザー10%という配合。

ダウンだけだと型崩れするので、フェザーを10%使っています。

なお、中わたのダウン等は薄く入っているので、素材自体のふくらみは小さく、スタイリッシュ感があるのも特徴です。

 

ネック

モンベルのインナーダウン(スペリオダウン)

首元はクルーネック(ラウンドネック)。

ノーカラージャケットのような首回りなので、かなりトレンド感があってすっきりしています。

 

ボタン

ボタンはスナップボタンなので、開け閉めがしやすいですね。

比較的細かいピッチでボタンがあるので、着こなしの幅も広がります。




モンベルのスペリオダウン(インナーダウン)のメリット。ココが素晴らしい!

この記事を書いている時点ですでにモンベルのインナーダウンを何度も着ているのですが、その中で感じたメリットは以下の6つです。

  • とにかく暖かい
  • 軽くて持ち運びに便利
  • 家で洗濯できるからケアが楽
  • 3年間の保証付き
  • 絶妙な開きのラウンドネック→キレイな印象で着られる
  • 薄いから上にアウターを着ても着膨れしない 

要するに、機能性・実用性にくわえて、ファッション性も非常に高いなと感じます。

メリット①とにかく暖かい←800FP超の超高品質ダウン

シンプルに超暖かいです。

着ているだけでポッカポカ。

 

冬の夜って寒いじゃないですか(当たり前ですが笑)。

先日気温1ケタのときに、モンベルのインナーダウンを着て、上からノースフェイスの羽織って自転車に乗りました(僕はほぼ毎日自転車に乗ります)。

すると、自転車を漕ぎ始めてすぐに暖かくなり、少し時間が経ったときには汗がじんわりと出てきました(笑)。

Hiroshi
Hiroshi
あまりの暖かさに感動すら覚えましたね

 

なぜなら、モンベルのスペリオダウンには800フィルパワー以上の超高品質ダウンが使われているから。

フィルパワーとは、ダウンのふくらみを表す単位で、この数値が大きいほどたくさん空気を含むために暖かい(=品質が高い)ことになります。

600フィルパワー以上で高品質と呼ばれますので、800フィルパワー超のモンベルは圧倒的ですね。

 

他社とのフィルパワー比較

  • ユニクロ:640フィルパワー
  • 無印良品:750フィルパワー
  • TAION:650フィルパワー
  • モンベル:800フィルパワー超

上記のように、他のブランドのインナーダウンと比べると高い数値ですよね。

無印良品もかなり良い感じですが、モンベルはアウトドアブランドということもあり、やはり使っているダウンは超良質です。

メリット②軽い&持ち運びに便利

モンベルのインナーダウンは150g程度

普通の半袖Tシャツが200gくらいなので、Tシャツよりも軽いんです。

Hiroshi
Hiroshi
着ていることを忘れるレベルといっても過言ではありません。

これも軽くて暖かい800フィルパワー超のダウンを使っているからこそですね。

 

さらに、収納用のバッグが付属しているので、かなり小さくまとめることができます。

モンベルのインナーダウン(スペリオダウン)

だいたい文庫本サイズですね。めっちゃコンパクト。

他のブランドのインナーダウンも小さくまとまるものは多いですが、他よりも圧倒的に軽くて柔らかいので、ポータブル性はより高いかと。

これならば、バッグに入れてもかさばることがないので、持ち運びにも超便利ですよ。

メリット③家で洗濯(手洗い)できるからケアが楽

ケアの楽さもメリットの1つ。

ダウン専用洗剤を使えば手洗いによる洗濯ができるので、わざわざクリーニングに出す必要がありません。

ダウンジャケットは基本的に家での洗濯NGで、ケアは若干面倒&お金がかかるのでこれは嬉しいですよね。

メリット④3年間の保証付き

モンベルのインナーダウン(スペリオダウン)の保証

通常の着用や手入れによって、何らかの故障などがあった場合には無料で修理対応してくれる品質保証つきです。

クオリティへの自信がうかがえます。

1着買えば最低でも3年は使えるということですから、安心して着ることができますし、コスパは最強ですよね。

メリット⑤絶妙なラウンドネック…キレイな印象

デザイン的な話です。

少し触れましたが、とにかくラウンドネックの開き具合や形が絶妙。

モンベルのインナーダウン(スペリオダウン)

中にクルーネックのTシャツを着ると、良いバランスでTシャツの襟がのぞきますし、シャツを着るとキレイ目な雰囲気でキマります。

 

他のブランドのインナーダウンだと、もう少し首が詰まったものが多くて、首元のレイヤードは楽しむには微妙だったりします。

でもモンベルはアウトドアブランドでありながら、首元の開き具合が絶妙なので、非常にファッション性が高く仕上がっているんです。

Hiroshi
Hiroshi
タートルネックカットソーを合わせると、こなれた雰囲気になるのは間違いありませんね。

メリット⑥上にアウターを羽織っても着膨れしない

モンベルのインナーダウン(スペリオダウン)は、前述のようにダウンが薄く入っています。

そのため、上からアウターを着ても全然着膨れしません。

 

具体的に見ていきましょう。

モンベルのインナーダウン(スペリオダウン)の着こなし

こちらはモンベルのインナーダウンの上に、愛用しているテアトラの「デバイスコート」を着用した写真です。

TEATORA/テアトラ:Device Coat packable:メンズ デバイスコート
TEATORA [テアトラ]

ノーカラージャケットをレイヤードしている感じでなかなか良さげ。

ちなみに横から見るとこんな感じ。

モンベルのインナーダウン(スペリオダウン)の着こなし

腕まわりの着膨れ感もなく、デバイスコートの特徴であるゆったりした余裕のあるシルエットを全く崩していません。

 

念のため、インナーダウンを着ていない写真(シャツ1枚+デバイスコート)がこちら。

見ての通り、なかなか違いがわかりませんよね。

横に並べてみます。

モンベルのインナーダウン(スペリオダウン)の着こなし

インナーダウンを着ていない方が若干余裕を感じるかな程度。とはいえ、違いはほぼわかりません。

つまり、アウターにほぼ干渉せずに、保温性を高めてくれるということです。

 

インナーダウンといっても、膨らみが大きいものも結構あり、そういう類のものは上からコートを羽織ると腕まわりがパンパンします。

でも、モンベルはダウンが薄く、そして膨らみが抑えられているので、ジャスト〜ゆるめのサイズ感のコートの上から着るなら、腕まわりなどの見た目にほとんど影響しませんよ。

ファッション性重視の方にとって、これはめちゃポイントが高いです。

モンベルのスペリオダウン(インナーダウン)のデメリット

モンベルのスペリオダウン(インナーダウン)のデメリット

基本的にはすばらしいモンベルのインナーダウンですが、デメリットもあります。

まぁデメリットが1つもないアイテムは存在しませんので。

デメリット①静電気

ナイロンという素材の特性からか、静電気は起こりますね。

そのため、着脱の際に「パチッ」となることもあります。

 

ただ、それ以外のメリットが大きいので、個人的には特に気になるポイントではないです。

どうしても静電気が嫌だという方は、ノースフェイスのゴアテックスを使ったインナーダウンがおすすめ(高いですが…)。

THE NORTH FACE ノースフェイス WSゼファーシェルカーディガン メンズ M ブラック
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)

デメリット②アウターとしては微妙

よく「モンベルのスペリオダウンはインナーとしてもアウターとしても使える」という言葉を耳にします。

ただ、アウターとして着るのは微妙かなと。

 

モンベルのインナーダウン

こちらはシャツの上からモンベルのインナーダウンを着た写真なのですが、ぶっちゃけおしゃれではないですよね。

 

確かにネックの開き具合やシルエットは良い感じなのですが、ダウンパックのモコモコがモロに出ているので、ファッション性は劣るかと。

(インナーとして着る分にはさほど気になりませんが)

「キン肉マンみたい」と人によっては思うでしょうね。

 

つまり、「アウターとしても着られるけど、カッコよくはないよ」ということ。

まぁ少し肌寒い時の羽織りとして使うにはもちろん良いと思います。

しかし、ファッションとしてモンベルのインナーダウンをアウター感覚で着るのはあまりおすすめしません。

 

基本的にはインナーとして着る専用と考えるとよいでしょう。

ちなみに僕は、完全にインナー用として購入しているので全く気になりません。

Hiroshi
Hiroshi
ダウンパックが内側にあってキン肉マンっぽく見えないインナーダウンは、メンズにはほとんど無いんですよね…




モンベルのインナーダウンのサイズ感・シルエット【サイズ選びの参考に】

モンベルのインナーダウンのサイズ感・シルエット【サイズ選びの参考に】

モンベルのスペリオダウン(インナーダウン)は、XSサイズ〜XLサイズまでの5サイズ展開。

サイズ感についてですが、アウトドアブランドということもあって基本的にやや大きめです。

【サイズ選び】1サイズダウン or 迷ったら小さい方

サイズ選びについては、普段より1サイズ下げる、または迷ったら小さい方を選ぶのがおすすめ。

  1. 元々のサイズ感がやや大きめ
  2. ダウンジャケットは体に密着している方が暖かい

理由としては上の2つ。

①については前述したとおりですが、②はモンベルの店員さんに聞いた話です。

ダウンは素材の特性上、体に近い部分で着た方が保温性が高まり、結果として暖かくなるとのこと。

Hiroshi
Hiroshi
インナーダウンは厚手のスウェットやニットの上にインナーダウンを着るより、薄手のシャツやTシャツの上に着た方が実は暖かいみたいですね。

 

また、インナーとして着ることを考えると、サイズ感はコンパクトな方が良いですよね。

実用性・機能性をふまえて、モンベルのインナーダウンは小さめを選ぶのがおすすめ。

Hiroshi
Hiroshi
ちなみに、177cm64kgの僕は普段Lサイズを選ぶことが多いのですが、モンベルのインナーダウンはMサイズにしました。

モンベルのインナーダウンのサイズ感・シルエット

177cm64kgの僕がMサイズを着るとこんな感じ。

モンベルのインナーダウン

すっきりとしたジャストなサイズ感。

着丈が短めに仕上げられており、スソの部分のレイヤードが楽しめます。

モンベルのインナーダウン

横から見るとこんな感じ。

着た感じとしては程よくフィット感があったのですが、こうして見ると少し余裕がありますね。

 

ちなみにLサイズも着たのですが、かなり大きかったです。

保温性・実用性をふまえると、やはり1サイズ下げるべきですね。




モンベルのスペリオダウン(インナーダウン)に関するよくある質問・疑問【他のブランドと比較】

最後に、モンベルのインナーダウンを検討するに際してよくある質問に答えていきます。

ぜひ参考にしてください。

質問①ジャケット・ベスト・半袖のどれを選ぶべきか

使いやすさや暖かさを考えると、基本はジャケットタイプがおすすめですね。

 

ジャケット・ベスト・半袖には、それぞれ以下のような特徴があります。

  • ジャケット:万能型だが、タイトなアウター(テーラードジャケット等)の中に着ると、腕まわりが窮屈になる可能性あり
  • ベスト:タイトなアウターの中に着やすい。しかし袖がない分、保温性はジャケットタイプに比べて劣る
  • 半袖:脇をカバーしているのでベストタイプより保温性が高く、かつタイトなアウターの中にも着やすい。ただし形が個性的なので難易度が高い

お店の人の話だと、保温性を高めるには「脇」をカバーすることが重要とのこと。

そのため、保温性が高いのはジャケットか半袖なのですが、使いやすさを考えるとジャケットが無難ですね。

半袖タイプはアウターを脱いでスペリオダウンがあらわになったときにかなり個性的になるため、どうしても難しいので…

出典:https://wear.jp/111509290510/9601748/

 

なお、キレイめなジャケットのインナーとして使いたいなら、もちろんベストタイプが良いです。

モンベルのインナーダウンベストの着こなし・コーデ

出典:https://wear.jp/strawberry2008/5668768/

アームホールが細めのアウターを上に着るとなると、いくらモンベルは薄手といってもシルエットに影響してしまうので。

 

まぁ普通にコート類の中に着る場合、迷ったらジャケットタイプを選ぶのが良いかと。

本記事で見たように、アウターがさほどタイトでない限り、インナーダウンを着てもかさばったり、着膨れしたりすることはありませんよ。

質問②ユニクロ・無印良品・TAION・ダントンとの違いは?

インナーダウンを買おうとしている人
インナーダウンを買おうとしている人
ユニクロや無印良品、TAIONやダントンなど、モンベルの他にもブランドがあるけど、その中でどれが良いの?

インナーダウンを買おうとしている人の中には、このような人もいるはず。

僕はモンベルのほか、ユニクロやTAIONのインナーダウンも着ていましたので、その経験もふまえて比較します。

 

インナーダウンの比較

価格(税込) フィルパワー
ユニクロ 4,389円〜 640
無印 3,990円〜 750
TAION 4,290円〜 650
ダントン 15,000円〜 不明
モンベル 9,790円〜 800

上記のとおりです。

(ダントンはフィルパワーの記載がありませんが、モンベルよりは下だと思われます)

 

モンベルはこの中だと値段が高めですが、それでもモンベルがおすすめです。

やはり超暖かくて軽いですし、なによりネックの形が絶妙なんですよね。

価格は1万円くらいしますが、機能性・ファッション性もその分ハイレベルなので、モンベル推しです。

 

いくら良いとはいっても、インナーダウンに1万円は厳しいな〜

より手頃なインナーダウンが欲しい方にはTAIONがおすすめ。

TAIONは生地の質感がマットで上品ですし、ネックの形がモンベルに負けないくらいキレイです。

ユニクロや無印はネックがあまりキレイではないので、レイヤードしたときのバランス感が難しいんですよね…

 

また、モンベルは生地に若干光沢があるのですが、TAIONは光沢が抑えられているので、より上品に着ることができます。

ダウンのクオリティも十分高いので、TAIONも一見の価値アリですよ。

(以下のレビュー記事もぜひご覧ください)

ユニクロより安い!TAIONのインナーダウンがすごく使えてコスパ最高でおすすめ!

 

モンベルのインナーダウンは傑作。一枚持っておいて損なし

モンベルのインナーダウンは機能性とファッション性を高次元で両立させた傑作です。

僕も今さらながら購入しましたが、実際に着てみたことで、その人気の秘密が身に染みて分かりました…

 

最近では、ノースフェイスやカナダグース等のヘビーなダウンジャケット、またモンスターパーカー等のミリタリースペックの極暖アウターが人気だったりします。

でも、実際に普通に日本で過ごすことを考えると、そこまでの暖かさは必要ないですよね。

 

そう考えると、モンベルのインナーダウンが1枚あれば、手持ちのアウターでも冬を越せるわけですから、コスパは最強です。

持っておいて損はない傑作ですので、ぜひチェックしてみてください。

(毎年売り切れが早いので、ぜひお早めに)