古着・ミリタリー

フランス軍のM52チノパン・黒染めレビュー。とにかく使いやすい名作ヴィンテージ

こんにちは。ヒロシです。

フランス軍のアイテムには「名作」と言われるアイテムが数多くあります。

代表的な例でいうと、M47のカーゴパンツやモーターサイクルコート等ですね。

いずれもフランス製らしいクオリティ、そしてデザイン性の高さが魅力的で、現行のブランドの元ネタになるほど。

 

でも、それらに勝るとも劣らない、フランス軍のアイテムがあります。

それが「M52チノパン」です。

ベーシックなチノパンでありながらも、様々な魅力が詰まったアイテムとして、ミリタリー好きのみならず、ファッション好きの方から愛されています。

 

このたび僕は、そのM52の黒染めを購入しました。

今回はM52の黒染めについて、詳しくレビューをしていきたいと思います。

M52の黒染めの購入を検討している方・汎用性の高いパンツを探している方など、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。

 

※YouTube動画も公開しましたので、あわせてご覧ください。

フランス軍の名作チノパン・M52の黒染めについて

フランス軍の名作チノパン・M52の黒染めについて

フランス軍のM52は、その名の通り1952年に作られたチノパン。

1950年代〜60年代にかけて、フランス陸軍で採用されておりました。

 

M52チノパンはフレンチヴィンテージ・フレンチミリタリーの中でも名作と言われるパンツの1つ。

現在でも多くの古着屋やセレクトショップで取り扱いがある人気商品で、現行のブランドもデザインソースとして使うほどです。

 

購入したショップの方の話では、どんどん数が減ってきていて全体的に枯渇しているそう。

正直、まだ見つかるアイテムではあるものの、値段的には上昇傾向にあるとのことです。

 

なお、通常のM52チノはカーキ色(ベージュ色)のみなのですが、こちらは新品未使用・デッドストックのM52を、日本国内の工場にて黒に後染めしたモデルになります。

素材:コットンツイル

フランス軍の名作チノパン・M52の黒染めの素材

素材は「コットンツイル」。

いわゆる普通のチノパンの素材ですが、M52は程よくハリがあるのでタフに履けそうな印象。

素材に畝(うね)感などの表情もあるので、どんどん履き込んでいくと経年変化を楽しめそうです。

ディテール

ディテール面で特徴的なのは、まずフロント部分の2タック。

フランス軍の名作チノパン・M52の黒染めのタック

ウエスト周りはかなりゆとりがあるのですが、タックが入ることで自然なボリューム感を演出してくれます。

 

フラップ付きのポケットも特徴的です。

フランス軍の名作チノパン・M52の黒染めのポケット

このフラップはおそらく、お尻のポケットに入れたものが落ちないようにすることが目的でしょう。

ファッション性ではなく、ミリタリーパンツとしての機能性を追い求めた部分が、結果的にデザインの1つとして効いています。

Hiroshi
Hiroshi
こちらはM52の中でも「後期型」と言われるものなのですが、前期型だとフラップは付きません。

 

ボタンフライも特徴的ですね。

フランス軍M52のボタンフライ

今では多くのパンツはジップフライですが、ヴィンテージの古いアイテムはボタンフライのものが多いです。

Hiroshi
Hiroshi
ヴィンテージから着想を得て作られる現行ブランドの服も、結構ボタンフライが多いですね。

機能性で言うとジップフライの方が上ですが、ボタンフライの方が前から見た時に綺麗に見えるので、僕はボタンフライも好きです。

フランス軍のチノパン・M52の黒染めのメリット・良さ【シルエットが最高】

フランス軍のM52チノの何が魅力なのか。

ここからは、具体的な良さについてより深掘りしていこうと思います。

M52・黒染めの良さ①:シルエット

なんと言っても「シルエット」です。

黒染めに限りませんが、M52はとにかくシルエットが魅力的なんですよね。

フランス軍の名作チノパン・M52の黒染めのシルエット

ウエストもかなり大きく(35サイズで90cmくらい)、全体的に太めのシルエット。

にもかかわらず、M52を履いている方の大半が「シルエットが素晴らしい」とおっしゃいます。

 

その秘密(というの大げさですが)は、ツータックと股上の深さ。

フランス軍の名作チノパン・M52の黒染めのツータック

ツータックと深めの股上のおかげで、ベルトで絞った際に、腰回りに良い具合に曲線・ボリューム感が出てくれます。

また、膝下からはゆるめのテーパード(徐々に細くなるシルエット)がかかっているので、自然なワイドシルエットで履けるんですよね。

 

正直きれいなシルエットというわけではありませんが、ついつい手にとってしまうような愛らしさがあります。

また、黒染めはベージュに比べてスッキリして見えるので、より履きやすく仕上がっている印象です。

M52・黒染めの良さ②:自然な黒の色味

このM52は、黒に「後染め」したタイプ。

後染めなので繊維の奥深くまでは色が入りきっておらず、そのおかげで真っ黒すぎない、自然な黒色に仕上がっています。

フランス軍の名作チノパン・M52の黒染めの色

この「黒すぎない黒」の色味が最高です(iPhoneのカメラだと伝わりきらないのが惜しまれます…)。

 

黒でも真っ黒だと、結構モードっぽい印象が強くなるので、合わせる服を選んでしまうと思います。

でも、このM52のように、あくまで自然なヤレ感のある黒ならば、モードっぽくもカジュアルにも合わせられる汎用性があるんですよね。

履き込んでいくと色も徐々に抜けてくるので、経年変化を楽しみながら自分だけの1本に育てられるのも面白いです。

 

また、オリジナルのカーキ(ベージュ)ももちろん良いのですが、土臭い印象が強くて苦手意識を持つ方もいると思います。

でも黒染めによって自然な黒色に仕上がっていれば、程よくクールな印象が出てくれるので、どんな方でも履きやすいかと。

Hiroshi
Hiroshi
僕もカーキのM52はなんとなく敬遠していましたが、黒染めのM52にはかなりハマっています。

フランス軍のチノパン・M52の黒染めのデメリット・注意点

デメリットと言えるかは分かりませんが、一応注意点としてお伝えしたいことがあります。

それが「ベルトループ」と「個体差」です。

デメリット・注意点①:ベルトループ

M52のベルトループは結構細めです。

フランス軍の名作チノパン・M52の黒染めのベルトループ

少し見づらくて申し訳ないのですが、割とベルトループが細いのはお分かりいただけるかと思います。

普段から太めのベルトを使っている方の場合、そのベルトが使えない可能性があるので少し注意が必要です。

 

ちなみに僕はエンダースキーマの「tail belt」を愛用しており、こちらは全く問題なく使えました。

エンダースキーマのベルト(tail belt)

tail beltは育てながら使えるヌメ革のベルトで、かつ値段も7,000円程度と手頃なのでおすすめです。

デメリット・注意点②:個体差(シミや汚れ含む)

やはりヴィンテージのアイテムなので、アイテムによって個体差があります。

またデッドストックは新品未使用ですが、倉庫に長年眠っていたことでシミや汚れが付着することもありますので。

 

ただ、黒染めのM52は他のアイテムほど神経質になる必要はないかと。

Hiroshi
Hiroshi
元々の状態だと汚れがある個体があるかもですが、黒く染めてしまうので、シミや汚れは一切目立ちません。

 

また個体差については、アイテムによって以下の点が微妙に違うとのこと。

  • ウエスト
    →基本は大きいですが、1つ1つ微妙に違います
  • ベルトループ
    →基本は細め。でも太さが若干異なったりします
  • 股上
    →どれも深めですが、深さが異なります
  • 股部分
    →一部「ガゼットクロッチ」仕様(グラミチのやつ)のものがあります

 

お近くに取り扱い店がある場合はいろいろ履き比べてお気に入りの個体を見つけるのも良いと思いますね。

ただ基本的なディテール等は同じで、そこまで大きな違いはない印象でした。

Hiroshi
Hiroshi
僕もお店でトータル5本くらい試着しましたが、そこまで大きな差は感じませんでした。

また、個体差も含めてM52の魅力だと思います。

前述のように、M52の黒染めはシミや汚れを気にする必要がないので、ネットで買ってしまっても問題ないかなと。

フランス軍のチノパン・M52の黒染めのサイズ感

M52の黒染めは「35」サイズという、ウエストが約90cmのものが大半です。

ただ、正直ウエストに関係なく、あまりサイズ感を気にしなくて大丈夫かと。

ウエストはベルトで絞って履いた方がカッコいいですし、スソは直したり、ロールアップすれば良いだけなので。

 

こちらは177cm64kgの僕が、35サイズのM52の黒染めを着用した写真です。

スソは長かったので、2回ロールアップしています。

また、僕は普段ウエストが80cm弱のパンツを履くことが多いのですが、ベルトで絞っているので全く問題なく履けていますよ。

Hiroshi
Hiroshi
むしろ、大きめのウエストをベルトで絞った方がM-52の良さを味わえると思います!

洗濯・乾燥によるサイズ感の変化も気にする必要なし

デッドストックで売られているM-52チノパンは、洗濯・乾燥をするとかなり縮むので、買うのが結構難しかったりします。

でも、黒染めのM52に関してはその心配は一切不要です。

なぜなら、洗濯・乾燥をさせた後に黒染めをしているから。

 

既に縮み切っている状態で購入できるので、通常版のM-52に比べて買いやすいのは間違いありません。

Hiroshi
Hiroshi
黒染めしていることで通常のM-52よりもサイズ感は少し小さめと言われているので、小柄な方・細身の方でもかなり履きやすいと思います!

フランス軍のチノパン・M52黒染めverのコーデ・着こなし例

 

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割とキレイめかと思いますが、トップスもパンツも実はミリタリー系のアイテム。

軍物って結構コテコテしたイメージがあるかもですが、モノトーンで合わせると落ち着いた雰囲気になりますね。

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僕のコーデ例をご紹介しましたが、M52の黒染めは正直どんなコーディネートでも合うと思います。

程よく上品で、でも程よく無骨。

M52の黒染めはかなりバランスの取れたパンツなので、1着持っておくと間違いなく重宝しますよ。

ギャルソンやヨウジヤマモトといったモード好きの方から、カジュアルなスタイリングが好きな方まで、ぜひおすすめの1本ですね。

【まとめ】フランス軍・M52チノパンの黒染めは、コスパの高い名作ヴィンテージ

フランス軍の名作・M52チノパンの黒染めについてご紹介しました。

ちなみに、こちらのパンツはだいたい15,000円程度で売られていることが多いです(楽天だともう少し安い)。

 

使いやすさや生地のクオリティ、そしてシルエットの良さを考えると、コストパフォーマンス的にかなり良好だと感じます。

正直、僕はミリタリー系にそこまで明るいわけではないのですが、このパンツは「良いなぁ」と心から思いますね。

Hiroshi
Hiroshi
軍物というロマンのある背景を持ちながらも、今っぽい雰囲気で履けて、かつ現行のブランドとも合わせやすいパンツはなかなか無いかなと。

 

なお、M52の黒染めは、取扱店でも入荷してまもなく完売してしまう人気アイテム。

お店の人からは、ベージュのM52よりも売れるのが圧倒的に早いと聞きました。

見つけた際にはぜひお早めにチェックされるのをおすすめします。

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Hiroshi
Hiroshi
月間23万PVの当ブログを運営する、25歳のミニマリスト男子。 服や革靴、革小物の経年変化、無印良品、スタバを愛しています。 こだわりのあるモノ・服選びやライフスタイルについて発信中。 最近Instagramも始めました!
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