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革靴・スニーカーのお手入れ

【使って比較】デリケートクリームとシュークリームの違い【併用がおすすめ】

こんにちは。ヒロシです。

革靴をメンテナンスする際に必要な「クリーム」。

革に栄養を与えるために使うものですが、これには「デリケートクリーム」「シュークリーム」の2つがあります。

普段から靴磨きをされている方ならば2つのクリームの違いについてご存知でしょうが、まだ靴磨きをしたことがない方・革製品のメンテナンス初心者の方には、

  • 「デリケートクリームとシュークリームの違いって何?」
  • 「どう使い分けるのが正解なの?」
  • 「初心者が1つだけ買うならどっちが良いの?」

と感じる方もいらっしゃいますよね。

そこで本記事では、

  • デリケートクリームとシュークリームの違い
  • 2つのクリームで靴を磨いてみると、見た目はどのように異なるのか
  • デリケートクリームとシュークリームの使い分け方法

というテーマで書いていきます。

「初心者の方におすすめのクリームはどちらか」にも触れていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

【M.モゥブレイ】デリケートクリームについて

M.モゥブレイのデリケートクリーム

簡単にいうと、デリケートクリームは革に栄養・潤いを与えることで、革を乾燥やひび割れから守ってくれるクリームのこと。

革は使っているうちに水分や油分が抜けてカサついてきてしまうので、デリケートクリームを使って栄養分を補給させるのが大事です。

主に「保湿」に重きをおいたクリームなので、革に柔軟性を与え、サラッとした質感に仕上げてくれます。

 

成分としては、水分・ラノリン(ロウ)・油脂・有機溶剤なのですが、そのほとんどが「水分」です。

非常にサラッとした質感でベタつかず、シミにもなりにくいクリームなので、革靴のみならず財布・ベルト・バッグ・レザージャケットといった革製品全般に使えます。

M.モゥブレイのデリケートクリーム

粘度が低めのゼリー状のクリームで伸びもよく、また乾くのも早いので非常に使いやすいですね。

【M.モゥブレイ】シュークリームについて

M.モゥブレイのシュークリームジャー

シュークリームはその名のとおり「革靴専用」のクリームです。

主な成分はデリケートクリームと同じく、水分・ラノリン(ロウ)・油脂・有機溶剤なのですが、配合の割合が異なります。

  • デリケートクリーム:水分が主体
  • シュークリーム:革の栄養である「油脂」、ツヤを出す「ロウ」が豊富

簡単にいうと、デリケートクリームが革の「保湿」に重きを置いているのに対し、

シュークリームは革に栄養を与えるとともに、見た目の上品さを出すことができるという感じですね。

また、色付きのシュークリームも多いので、革のキズや色落ちの際には補色することもできます。

M.モゥブレイのシュークリームジャー

ただ、シュークリームは粘度が高めでベタつきが強いクリームなので、革靴以外の革製品には使えません。

油分・ロウが多いためシミにもなりやすいですし、ベタベタしているために乾くのにも時間がかかるので。




【革靴を磨いて比較】M.モウブレィのデリケートクリームとシュークリームの違いは?

デリケートクリームとシュークリームについて、ここまで書いてきたことをまとめると…

  • 2つのクリームは成分は同じであるが、成分の配合割合が異なる
  • デリケートクリームは水分が主体なのに対して、 シュークリームはロウや油脂が豊富に含まれている
  • デリケートクリームは「保湿」の作用が強く、革製品がサラッと仕上がるのであらゆる革製品使える
  • シュークリームは革に栄養を与え、また上品なツヤを出すことができるが、ベタつくために革靴にしか使えない

という感じ。

でも、実際に「革靴を磨いたときに、それぞれのクリームで見た目にはどういう違いがあるのか」と気になりますよね。

そこで、デリケートクリームとシュークリームのそれぞれを使って革靴を磨いてみたので、その見た目の違いを見ていきましょう。

靴磨きの方法

  1. やわらかい馬毛ブラシでブラッシング
  2. ステインリムーバーで汚れを除去
  3. クリーム(デリケートクリーム・シュークリーム)を塗布
  4. コシのある豚毛ブラシでブラッシング

靴磨きの方法は上のような感じ。

僕が普段から行なっている、かなりオーソドックスな方法で磨きました。

【写真で比較】デリケートクリームとシュークリームで革靴を磨いた時の違い

デリケートクリームとシュークリーム

左がデリケートクリーム、右が黒のシュークリームで磨いた革靴です。

写真では見た目に大きな違いはありませんが、実際の質感はかなり異なります。

デリケートクリームはナチュラルでマットな質感なのに対し、黒のシュークリームで磨くとツヤがかなり出て、黒の色味も濃くなっている印象です。

デリケートクリームとシュークリーム

こちらの方が分かりやすいですかね。

まとめると…

  • デリケートクリーム:革本来のナチュラルな表情・質感に仕上がる
  • シュークリーム:ツヤ感が出て、パリッとした上品な印象に仕上がる

という感じです。

また、デリケートクリームはかなり乾くのも早く、磨いてすぐに履けそうな感じでしたが、シュークリームはベタつくので履くまでに時間を要するかなと。




デリケートクリームとシュークリームはどっちがおすすめか【併用しよう】

デリケートクリームとシュークリーム
違いは分かったけど、デリケートクリームとシュークリームはどっちがおすすめなの?

デリケートクリームとシュークリームは併用していくのがおすすめ

僕ももちろん使い分けています。

 

汎用性・扱いやすさ等を考えると、デリケートクリームの方が使いやすいのは確か。

しかし、デリケートクリームは保湿の作用がメインなので、どうしても革に必要な栄養分(=油脂)は不足します。

そのため、普段のケアではデリケートクリームを使いつつも、数ヶ月に1回程度のスパンでシュークリームを使ってあげるのがおすすめですね。

革靴にキズがついたり、色が抜けてきたりした際にもシュークリームは重宝しますよ!

デリケートクリーム・シュークリームの使い分けについて

では、具体的な使い分け・併用の仕方をまとめますね。

デリケートクリームを使う時
  • 普段の革靴のケア
  • 革が水に濡れたときの保湿ケア
  • 財布やバッグ、ベルト等の革製品全般のケア
  • 革にカサつき・乾燥を感じる時のケア

デリケートクリームを使うのは以上のような時。

「基本的なケアはデリケートクリームでOK」と言えるくらいの万能クリームですね。

 

シュークリームを使うべき時
  • 数ヶ月に1回、革靴に栄養分(油脂)を補給する
  • 革の色抜けやキズがある時=補色
  • 革靴に深みやツヤを出したい時

シュークリームは以上のような感じで使いましょう。

色付きのクリームを使うと、かなりアジが出るので靴磨きが楽しくなりますよ!

初心者はデリケートクリームでOK

ちなみに、革のお手入れ初心者の方にはデリケートクリームがおすすめです。

革靴のみならずあらゆる革製品に使えますし、サラッとしていて伸びが良いために圧倒的に扱いやすいので、スタートとしてはこれ以上ないクリームだと思いますね。

ケアをしているうちに「もっとツヤを出したい」「色に深みを出したい」などと思うようになったら、シュークリームに手を出せばOKでしょう。

革製品を使う以上、デリケートクリームは1つ持っていて間違いないクリームなので、革の手入れをこれから始めるという方には、まずデリケートクリームをおすすめします。




デリケートクリームとシュークリームに関するまとめ

デリケートクリームとシュークリームの違いについて書きました。

革製品を長く愛用する上では、クリームを使った定期的なケア・メンテナンスが必須。

万能で革本来の風合いを楽しめるデリケートクリーム・革靴を美しく上品にしてくれるシュークリームを使い分けることで、革靴などの革製品を長く愛用できます。

なお、クリームについては本記事でも取り上げた「M.モゥブレイ」のものがおすすめ。

愛用者も多く、Amazonや楽天などで気軽に買えるので、ぜひチェックしてみてください。

 

 

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