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財布も革靴もOK!M.モゥブレイ・デリケートクリームの使い方【塗りすぎNG】

こんにちは。ヒロシです。

革靴や財布、ベルトなどの革製品は長く使うことでどんどんアジが出てきますし、愛着も湧いてくるアイテム。

でも、そのためには定期的にお手入れをすることが必須です。

 

ただ使っているだけでは、だんだんと革が乾燥したり、栄養が枯渇したりしていき、ひび割れや劣化につながってしまいます。

「じゃあどんなクリームを選べばいいのか」という話ですが、僕が使っているM.モゥブレイのデリケートクリーム は、どんな革製品にも使える万能さがあります。

そこで今回は、

  • M.モゥブレイのデリケートクリームの特徴・効果
  • M.モゥブレイのデリケートクリームのアイテムごとの使い方(革靴・財布・スニーカー・ベルト)
  • デリケートクリームを使う際の注意点

というテーマで書いていきます!

  • 革製品のお手入れがしたい
  • モゥブレイのデリケートクリームってどうなんだろう?
  • 革製品全般に使えるクリームを探している

といった方は、是非参考にしてみてください。

M.MOWBRAY(M.モゥブレイ)とは

M.MOWBRAY(モゥブレイ)とは、革靴愛好者から絶大な支持を集める、シューケア用品のブランドです。

モゥブレイのクリームは、イタリアのトスカーナ州の老舗ファクトリーで作られています。

 

色々と調べたところによると、モゥブレイは日本のシューケア用品専門商社であるR&Bという会社が手がけるブランドのようです。

(勝手に海外のブランドかと思っていましたが…)

しかし単純なオリジナルブランドということではなく、世界中から良質なシューケア用品集めて、それを「M.MOWBRAY」という名前で販売しているとのこと。

つまり、「M.MOWBRAY」という名前がついた製品は、世界的に評判が高く、なおかつ質の良いアイテムだといえるので、安心して購入できますね。

M.モゥブレイの名作「デリケートクリーム」

M.MOWBRAY デリケートクリーム

シューケア用品ブランドとして名高い「M.MOWBRAY」の中でも、非常に評判の高いアイテムが、こちらの「デリケートクリーム 」。

主な成分は、

  • ラノリン(ロウ)
  • 油脂
  • 有機溶剤(水+油)

となっています。

デリケートクリームは水分が非常に多いので、トロッとした質感なのが特徴的です。

デリケートクリームの特徴① 乾燥やひび割れから革を守る

デリケートクリーム の特徴として、乾燥やひび割れから革を守ってくれることが挙げられます。

これは、デリケートクリームに含まれる「ラノリン」のおかげ。

ラノリンとは、ウールグリースやウールワックスとも言われる、動物由来のワックスのことです。

抜群の保湿力を誇るので、よく化粧品にも使われています。

このラノリンがたっぷりと含まれているおかげで、デリケートクリームは革をやさしく、かつしっかりと守ってくれるのです。

デリケートクリームの特徴② 革に栄養を与える

革の栄養となる成分は「油脂」です。

油脂が革に染み込むことで、革はやわらかく、そして丈夫になります。

革製品はもともと油を染み込ませたもの(オイルドレザー)も多いですが、使っていくうちにどうしても油分が抜けてきてしまいます。

デリケートクリームは抜けてしまった油分を補い、革に栄養を補給してくれるので、革製品の寿命を延ばしてくれる効果が期待できるのです。

デリケートクリームの特徴③ あらゆる革製品に使える

M.MOWBRAY デリケートクリーム

デリケートクリームは、無色透明のクリーム。

水分量も多いので、革にやさしいという特徴を持ちます。

また非常に伸びが良く、スッと革に浸透してくれるので、色ムラもできにくく、あらゆる革製品に使えるのです。

ただ、起毛した革(スウェードやヌバック)やエナメルレザーには使えないので注意しましょう。




【使い方の前に】塗りすぎは絶対NG。デリケートクリームは使用頻度にも気をつけるべき

これからデリケートクリームの使い方について、アイテム別に見ていくのですが、その前に重要なことを1つ。

それは、デリケートクリーム は塗りすぎてはいけないということです。

 

クリームを塗りすぎると、革に行き渡る栄養分や油分が過剰になり、逆に革が劣化してしまいます。

なので、基本的には少量をとって薄く伸ばしていけばイメージで使えばOK。足りなかったら足せば良いだけなので。

 

なお、1回に使う量のみならず、使う頻度も多すぎてはいけません。

そもそも革には油分が入っているので、ブラッシングをしたり、布で拭いてあげたりすれば、その油分が染み出してきてツヤが出てくれます。

なので、どんなアイテムにせよ、革にクリームを塗るのは多くても1ヶ月に1回程度にするようにしましょう。

 

人間と同様に、甘やかしすぎると革もよく育ちません。

革靴でも財布でもベルトでも、革製品を長く使うためには、デリケートクリームを塗りすぎないことを考えてください。

Hiroshi
Hiroshi
もちろん全くクリームのケアをしないのもNG。塗りすぎも塗らなすぎもダメだということですね。

M.モゥブレイのデリケートクリームの使い方

ではここから本題です。

代表的な革製品として、革靴・スニーカー・財布・ベルトの4つにデリケートクリームをどのように使うのか、詳しく解説していきます。

なお、いずれも定期的なケアの方法としてご紹介していますが、購入直後のプレメンテにも使えますよ。

デリケートクリームの使い方①革靴(順番に注意)

革靴のメンテナンスは以下のような手順で行います。

  1. ブラッシング(ホコリ落とし)
  2. ステインリムーバーで汚れ落とし
  3. クリームを塗る
  4. ブラッシング(仕上げ)

(こちらの記事にて革靴の基本的なお手入れ方法を解説しています)

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革靴のお手入れで重要なのは、デリケートクリームを塗る順番です。

汚れやホコリを落としていない状態でデリケートクリームを使うと、革に汚れ等も一緒に塗り込んでしまうので。

なお、具体的な使い方としては、③の段階にて、デリケートクリームを革靴に塗り込んで行けばOK。

 

上の記事では色付きのクリーム(モウブレイのシュークリームジャー)を塗っていますが、基本的にはデリケートクリームでOKです。

デリケートクリームを使うと、マットな質感になるので、革靴本来の風合いを生かした自然な仕上がりになります。

デリケートクリームの使い方② 財布

財布は使っていくうちに手の油分が勝手に革に浸透するため、実はそこまでお手入れは必要ありません。

ただ、使っていく中で革がひび割れてきたり、乾燥してきたりする可能性もあるので、革のかさつき等が気になってきたら、デリケートクリームを塗ってあげましょう。

使い方としては、指で直接つけてOK。

指でつけることによって、体温でクリームがあたためられるので、より革に浸透しやすくなります。

 

クリームを財布につけたら、布で伸ばしていきます。

M.MOWBRAY デリケートクリーム 財布

デリケートクリームは伸びが良いので、基本的には少量で良いでしょう。足りなくなったら足していくイメージですね。

小銭入れや財布の内側など、普段あまり触らない(=手の油分が行き渡らない)箇所は特に念入りに。

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デリケートクリームを塗ったメンテナンスをしてあげると、財布全体に栄養が補給され、全体としてややしっとりとした質感になります。

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デリケートクリームは革に浸透するのが早く、ベタつきもないので、メンテナンスをして割とすぐに使い始められるのも嬉しいですね。

デリケートクリームの使い方③レザースニーカー

レザースニーカーのお手入れをする際には、まず「JASON MARKK」でしっかりと汚れを落とします。

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JASON MARKKは本当にスニーカーが綺麗になるのですが、水を使うために革には少なからずダメージを与えます。

JASON MARKK スタンスミス

そこで「デリケートクリーム」をスニーカー全体に塗って、革に栄養分や油分を補給させます。

 

使い方としては財布と同様に、クリームを指で直接つけて、それを布で伸ばしていくイメージです。

革は水に非常に弱く、水がかかってしまうと栄養分が失われてしまいます。

スニーカーのお手入れをした時に限らず、もしも革製品が水にさらされてしまった際には、デリケートクリームを塗って、失われた栄養分を入れてあげるようにしましょう。

デリケートクリームの使い方④ ベルト

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ケアを忘れがちなベルトですが、しっかりと栄養を補給させてあげないと千切れてしまったりします。

ベルトに関しても指でデリケートクリームを直接塗って、それを布を使って伸ばしていくという感じでメンテナンスしましょう。

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ベルトは手で触れる機会が少ない(=手の油分が革に入らない)ので、栄養が抜けてしまいがちな革製品でもあります。

そのため、1ヶ月〜2ヶ月に1回くらいの頻度でデリケートクリームを塗ってあげると良いでしょう。




【革靴】デリケートクリームとシュークリームの違いは?

デリケートクリームとシュークリームはどっちを使うべきなんだろう?

革靴のケアに限った話にはなるのですが、デリケートクリームとシュークリームはどちらを使うべきかと迷う方もいるでしょう。

デリケートクリームとシュークリームの違いは、簡単にいうと「成分の配合量」です。

  • デリケートクリーム:水分の含有量が多い
    →保湿力が高く、サラッとマットに仕上がる
  • シュークリーム:油やロウの含有量が多い
    →ツヤが出やすく、上品に仕上がる

注意点として、シュークリームは油分が多いため、財布やバッグ等に使うとシミになってしまう可能性があります。

そのため、シュークリームはやはり革靴専用として使うのが無難ですね。

その意味で、「汎用性」ではやはりデリケートクリームに軍配が上がります。

デリケートクリームならばどんな革にも使えますし、扱いもかなりしやすいので、クリームに迷ったらとりあえず「デリケートクリーム」を選べばOKです。




M.MOWBRAYのデリケートクリームを1つ持っておくのがおすすめ【塗りすぎには注意が必要】

M.モゥブレイのデリケートクリーム

モゥブレイのデリケートクリームは、革製品をケアする上での必須アイテム。

これ1つあれば、あらゆる革製品に栄養を与えることができ、お気に入りの革製品を長く愛用することにつながるので、非常に重宝します。

革製品の経年変化を愛するヒロシですが、革製品のケアは基本的にこのデリケートクリームです。

使い方も非常に簡単で、指で塗って布で伸ばしていくだけでOKなので、ぜひ1つ持っておくことをおすすめします!

Hiroshi
Hiroshi
何度も言うようですが、塗りすぎは絶対にNGですよ!