こんにちは。ヒロシです。
服に興味が出てくると、以下の悩みを感じる方が多いです。
- セレオリより良い服が着たいけど、あまり高いお金は出せない…
- 手頃な金額で、長く着られるシンプルな服が欲しい
- ベーシックな服が好きだけど、普通すぎるのはなんかつまらない
総じて「手に取りやすい価格かつ高品質の服を探している」状態ですね。
そんな方におすすめのブランドが「STILL BY HAND」です。
出典:http://stillbyhand.jp/lookbook/
全体的にシンプルながら、良質な素材感・細部のディテールの利いた服が特徴的。
そして日本製ながらも、価格はセレオリと同じレベルまで抑えられています。
間違いなく「ドメブラの中でトップクラスのコスパ」を誇るブランドです。
本記事では、愛用者の目線でスティルバイハンドの魅力を解説していきます。
本記事の内容
- STILL BY HANDの概要
- スティルの魅力5選
- スティルのおすすめアイテム3選
- スティルのサイズ表記・サイズ感
- 取扱店・直営店の紹介
ちなみに僕は、スティルバイハンドの服を5年以上も買い続けてきました。
本記事は、愛用者の目線でブランドの魅力を解説していきます。
先に言ってしまうと、中価格帯で良い服が欲しい方にはとにかくおすすめのブランド。
3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。
【ブランドの概要】STILL BY HAND(スティルバイハンド)とは
STILL BY HAND(スティルバイハンド)は、柳優介氏がデザイナーを務めるブランド。
国内生産にこだわり続ける、老舗のドメスティックブランドです。
【STILL BY HAND(スティルバイハンド)】
洋服を作っている人の手。
私たちのブランド名は直訳すると「いまだに手で」という意味になります。
それは洋服というものがいくつもの人間の手によってうまれてくるという意味が込められています。
お客様が着ていくなかで初めて気付くような工夫やこだわりを感じられる服。
そんな洋服をおとどけできることが、私たちの願いです。
デザインとしては全体的に非常にシンプル。
しかし、スティルの服は細かなところまで本当に作り込まれています。
まさに、ブランド名の「いまだに手で」の通りです。
【ブランドの評判】STILL BY HANDの5つの魅力
STILL BY HAND 21AWのスラックス
スティルバイハンドは、僕が学生の頃からずっと好きなブランド。
(5年以上は好きで着ています)
愛用者の僕の目線で、スティルの魅力を語っていきます。
①:唯一無二の絶妙なさじ加減
スティルは全体として非常にベーシックなデザインの服が多め。
しかし「普通」ではないので、そこが魅力的なんです。
例えば、僕が2017ssで購入したクルーネックのカーディガン。
一見すると、非常にミニマルな雰囲気の1枚。
しかし、以下のような特徴を持ちます。
- メンズでは珍しいクルーネック
- 10個のスナップボタン
- ハリのあるダンボールニット素材
まさに、シンプルでありながらも普通ではないアイテムですね。
他のアイテムでも、この「普通ではない」のは同じ。
ベーシックなデザインの中に、絶妙なさじ加減でブランドの個性が入っています。
ファスト系やセレオリでも、シンプルな服は多いです。
一方でスティルの服には、低価格帯の服にはない「面白さ」があります。
ベーシックで使いやすいのに気が利いたデザインは、ブランドの魅力ですね。
②:豊富なラインナップ
出典:http://stillbyhand.jp/lookbook/
スティルバイハンドは、定番品となるアイテムを作らないあまりブランド。
毎シーズン豊富なラインナップが並びます。
(中には毎シーズン作られるアイテムもありますが)
- 上品な素材感のもの・粗野感のある素材感のもの
- ジャストなシルエット・ルーズなシルエット
1シーズンの中で、本当に色々な素材・シルエットの服が見られます。
いずれにしても、着やすいデザイン・パターンを採用。
色味も絶妙で着やすいので、自分の好みに合う服が必ず見つかるはずです。
③:機能的で長く使えるアイテムが多い
スティルは機能的なアイテムを毎シーズン多くリリースしています。
その代表例が、シンサレートのライナーがついたコート類。
出典:http://stillbyhand.jp/lookbook/
「シンサレート」とは、ダウンよりも軽くて暖かいと言われる機能的な中綿です。
2018年に出たのこちらのコートは、ギュッと目の詰まったコットン素材を使用。
- 春や秋はライナーを外して羽織る
- 真冬はライナーをつけて暖かく着られる
上記のように、3シーズンにわたって使えるんです。
(ライナー付きのコートは毎シーズン出ています)
シンプルなデザインはもちろん、機能的にも優れたスティルのアイテム達。
長い時間着られるので、少ない服で過ごしたい方にもぴったりですよ。
④:どんな服にも馴染みが良い
スティルの服は、ついついクローゼットに増えてしまいます。
シンプルでクリーンな服が多く、他のブランドとも相性が抜群だからです。
決して派手ではありませんが、こだわり抜いたスティルの服は、主役にも脇役にも主役にでもなれるんです。
本当に使いやすいアイテムが多いので、長くワードローブに残り続けますよ。
⑤:圧倒的なコストパフォーマンス
スティルは、他のドメスティックブランドに比べて価格が圧倒的に抑えめです。
- カットソー:8,000円程度
- シャツ:15,000円程度
- パンツ:15,000円~20,000円
- ニット:15,000円~20,000円
- アウター:30,000円~50,000円
総じてセレオリと同じくらいの価格設定ですね。
しかし、こだわりや質の高さはスティルの方が断然上だと思います。
スティルは全て日本製である上、厳選された良質な素材を使っています。
見た目でも着たときにも、明らかなクオリティの高さを感じるはず。
「値段に対する質」の意味で、本当にコストパフォーマンスが高いブランド。
セレオリでは物足りない方・良い服を着てみたい方には、非常ににおすすめです。
STILL BY HANDのおすすめアイテム
出典:http://stillbyhand.jp/lookbook/
スティルバイハンドの中で、特におすすめのアイテムを3つ紹介します。
コスパに優れているのはもちろん、確実に重宝するアイテムですよ。
①:パンツ全般
スティルはとにかくパンツが素晴らしいです。
(取扱店のスタッフさんもパンツを絶賛していました)
例えば、僕が2021年AWで購入したこちらのスラックス。
一見普通ですが、細部へのこだわりが本当にすごいです。
- もちろん日本製
- 温かみのあるウールフランネル生地を使用(ウール98%)
- 履きやすさを考慮して裏地を張っている
- 太めのシルエットながら、センタープレス入りで綺麗に見える
これで価格は19,000円(税込20,900円)です。
正直安すぎるなと感じました…
(ドメブラのウールのスラックスは、3万円以上が普通です)
シルエットもかなり良好です。
太さはありながらも、ジャストな丈・生地の落ち感のおかげで良い塩梅です。
履き心地も本当に気持ち良いですね…
スティルはパンツ全般が良いので、もちろん他のパンツも素晴らしいです。
細身も太めも良いですし、特にテーパード型は綺麗ですね。
出典:https://labarba.jp/?pid=153023633
名作・スラックスデニムは本当にシルエットが良いですよ。
スティルのパンツはどれも1万円台で買える上、どれも本当に使いやすいです。
「手頃な価格で良いパンツを探している」方には、間違いなくおすすめ。
②:ライトアウター系
2つ目がライトアウター系ですね。
非常に完成度が高く、気の利いたデザイン・ディテールが特徴的です。
名作の1つが「ジップアップパーカー」です。
出典:http://2-second.com/
一見普通のパーカーですが、店頭で見るだけ・試着するだけでも違いがわかります。
- 非常に綺麗に立つフード
- かなり目の詰まった肉厚の生地
- 洗っても型崩れが起きない設計
まさに「THE・良いパーカー」のようなアイテム。
価格は19,800円と、他のドメブラに比べるとかなり手頃です。
デニムジャケットも名作の1つですね。
出典:https://fenest.jp/blog/still-by-hand-dn0293/
デニムジャケットは、基本的にかなりカジュアルなアイテム。
でもこちらは削ぎ落とされたデザインが特徴的で、非常にミニマルな印象です。
大人も着やすい、まさにスティルらしいデニムジャケットだと思います。
上記2つのようなスティルのライトアウターは、とにかく使い勝手が抜群。
- 春や秋はアウターとして着られる
- 冬はジャケットのインナーとして着られる
- ミニマルなデザインだから長く愛用できる
価格も2万円台までで買えるものが大半なので、手も出しやすいと思います。
パンツ同様、ライトアウターも確実に使えるはずです!
③:シャツ類
最後にシャツですね。
スティルのシャツは、素材・シルエット等のラインナップが非常に豊富。
価格も1万円台と、ドメブラの中では圧倒的な手頃さを誇ります。
個人的なおすすめは「バンドカラーシャツ」です。
ほんのり長い着丈・ラウンドしたスソ等、リラックスした雰囲気。
シルエットはややゆるめ程度なので、非常に取り入れやすいですね。
価格は17,600円と、他のドメブラよりも超お手頃。
【似合わない人はいない】おすすめのバンドカラーシャツを1つだけ紹介
スティルバイハンドは、毎シーズン「シャツ類」がたくさん出ます。
春夏はコットンやリネン・秋冬はウール等、いろいろな素材の物が出るので、季節感を味わえるのも嬉しいです。
好きな素材・形で選べる上、雰囲気的にも非常に使いやすいものばかり。
「良いシャツが欲しい」と思っている方にも、ぜひスティルを見てほしいです!
STILL BY HANDのサイズ表記・サイズ感について
出典:http://stillbyhand.jp/lookbook/
スティルバイハンドは、サイズ感が少し変わったブランド。
というのも、トップスとパンツでサイズ表記が変わるんです。
僕が長年愛用する中で、個人的に感じるサイズ表記と目安を紹介します。
トップス・アウターのサイズ表記・サイズ感
- 46:メンズS〜M
- 48:メンズM〜L
- 50:メンズL〜XL
サイズは基本的に、46〜50の3サイズ展開。
(サイズ50まであるのは一部のアイテム)
ちなみに僕は、身長177cm60kgの体型で「サイズ48」がジャストです。
ただ、スティルは割とゆとりのあるサイズ感のものが多め。
180cm前半までの方なら、サイズ48でも大丈夫かなと思います。
(サイズ50がないアイテムでも)
パンツのサイズ表記・サイズ感
- 44:メンズS〜M
- 46:メンズM〜L
- 48:メンズL〜XL
サイズは基本的に、44〜48の3サイズ展開です。
トップス・アウターと比較して、サイズ表記が1段階ズレるので要注意。
177cm60kgの僕は、いつも46サイズを選んでいます。
何本か履いてきましたが、どれを履いても46サイズがジャストです。
ウエストは余裕がありますが、ベルトで絞れば問題なし。
計算されたシルエットなので、本当に履きやすいですよ。
STILL BY HANDはどこで買える?【取扱店・直営店】
出典:http://stillbyhand.jp/lookbook/
スティルバイハンドを買える店舗を紹介します。
全国的に取扱いがあるので、比較的に手に取りやすいかなと思います。
【東京都内】直営店舗・取扱店
- style department(直営店:渋谷)
→スティルを運営する会社が展開する直営店。セレクトも多数 - ACOO TOKYO(学芸大学)
→毎シーズン、スティルのフルラインナップの8割が並ぶ - fenest(新宿御苑)
→スティルの他にも、コスパの良いブランド多数。落ち着いた雰囲気のショップ - WEEKENDER SHOP(蔵前)
→スティルが豊富なのはもちろん、他では見られない秀逸なブランドがセレクト - URBAN RESEARCH DOORS
→スティルの取り扱いがあるのに加え、レディースサイズのUNIFYも独自で展開
上記のお店だと比較的たくさん見られます。
(店舗によって置いてある商品は変わりますが)
僕が行った中では、ACOOとWEEKNDERあたりが豊富でおすすめです!
楽天やAmazonでも取り扱いあり
スティルバイハンドは、楽天やAmazonでも買うことができます。
ポイントもつきますし、よりお得かつ早く手に入れたい方にはおすすめ。
(楽天にはブランド古着も豊富なので、格安で買うこともできます)
STILL BY HANDの紹介・まとめ
スティルバイハンドについて紹介しました。
「価格に対するクオリティ」の意味で、コストパフォーマンスが本当に抜群です。
- 服に興味が出てきて、ドメブラの服を買ってみたい
- 普段ドメブラやインポートの高い服をよく買う
- 長く着られる質の高いアイテムを探している
前述の通り、スティルは主役にも脇役にもなれるブランド。
上記のどんな方でも、必ずや満足するはずです。
個人的には、特にパンツとバンドカラーシャツを試してほしいですね。
素材感・シルエットともに素晴らしく、1万円台とは思えないクオリティです。
バンドカラーシャツは、とにかく形が本当に美しい…
ゆるさが本当に絶妙なので、誰でも似合うはず。
ぜひ本記事を参考に、STILL BY HANDの服を着てみてください!