こんにちは。ヒロシです。
オールスターの高級版には、日本製とCT70があるみたいだけど、どっちの方が良いのだろう?
両方履いたことがある人の意見が知りたい。
誰もが一度は履いたことがある、超定番スニーカーの「コンバース・オールスター」。
通常のオールスターの高級版的なポジションに位置付けられるのが、「日本製モデル」と「CT70
」です。
(厳密には「CT70」は高級版ではありませんが)
今回は「日本製」と「CT70」の2つで迷われている方のために、その2つのスニーカーを7つの観点から徹底比較していきます!
本記事を読むことで、後悔しないオールスター選びができますよ。
ちなみに、この記事を書いている僕は、もちろん日本製・CT70ともに履いたことがあります。
僕自身の実体験をふまえて書きますので、少しでも参考になれば幸いです。
(2021/01/27 06:06:28時点 Amazon調べ-詳細)
Contents
【はじめに】コンバース・日本製オールスターについて
まずは、日本製とCT70それぞれについて、軽く触れておきます。
始めは「日本製」から。

出典:https://item.rakuten.co.jp/bingoya-webstore/
日本製オールスターは、コンバースジャパンが手がける「オールスター」のハイエンドモデルです。
7,000円くらいの通常版オールスターとは異なり、福岡県・久留米にある「ムーンスター」の工場で作られています。
通常版とのオールスターとは、正直何もかも違いますね。
- ムーンスターの職人によるヴァルカナイズド製法
→高い耐久性・優れた履き心地 - アッパーは上質なコットンキャンバス素材
- シューレースもコットン100%
- ヒールパッチには「MADE IN JAPAN」の刻印
定価は約1万3,000円と、通常版のコンバースの約2倍くらい。
確かに少し高めですが、相応の価値のあるモデルになっています。
普通のオールスターとは一線を画すカッコよさで、超ヘビロテしていましたね。
(2021/01/27 06:06:28時点 Amazon調べ-詳細)
コンバース・CT70について

CT70は、コンバースUSAが手がけているオールスターのこと。
1970年代の「チャックテイラー」を復刻したモデルで、全体的にヴィンテージ感あふれるデザインが目を引きます。
特徴を挙げると以下のとおりです。
- 日本への輸入が禁止←海外限定モデル
- コットンキャンバス素材
- サイドを当て布で補強
- コットン100%のシューレース
- ソールが分厚い
- 70年代のチャックテイラーを象徴する「三つ星」のヒールパッチ
中でもトゥやソールがオフホワイトっぽい色になっていたり、サイドの当て布がデザイン的なアクセントですね。
日本で買えない理由としては、コンバースジャパンの親元である伊藤忠商事が、コンバースUSAの商品を禁止しているから。
個人の古着屋やセレクトショップであれば、日本でも買うことができますが、価格は2万円近くします(海外の定価は9,000円くらい)。
その購入方法も記事の中で解説しています!
コンバース・日本製オールスターとCT70を7つの観点から徹底比較。違いはココ

同じコンバースのスニーカーでも、日本製とCT70
では具体的に何が違うのかを見ていきましょう。
なお、比較ポイントとしては以下の7つです。
- トゥ(つま先)
- ヒールパッチ
- アッパーの素材
- シューレース(靴紐)
- 履き心地
- サイズ感
- 価格
それぞれのポイントにおいて、どちらが優れているかもお話ししていきます。
①トゥ(つま先):どちらもシャープでカッコいい
トゥ(つま先)に関しては、どちらも普通のオールスターに比べると、シュッと小さい形。
両方とも非常にシャープで洗練された雰囲気がありますね。
日本製オールスター

出典:https://item.rakuten.co.jp/schott/
CT70

トゥの形に関しては、甲乙付け難いかなと感じます。
7,000円くらいで売っている通常版は少し野暮ったさがありますが、日本製・CT70ともにその心配は無用です。
違いを挙げるとすれば、「色味」ですね。
日本製は結構パリッとしたホワイトですが、CT70
は生成色のような色味で、かつツヤも強めです。

CT70のトゥ
このあたりは、「ヴィンテージっぽさ」が強い方が好きかどうかによるでしょう。
単純に好みの問題なので、どちらが良いとかは断言できません。
よって、トゥに関しては引き分けです。
ヒールパッチ:CT70が優れている
ヒールパッチはCT70の方がカッコいいです。
CT70のヒールパッチは、70年代と同じ「三つ星」の仕様。

これがやっぱりカッコいいですよね。。
一方で日本製オールスターは、通常のロゴの下に「MADE IN JAPAN」が入っています。

出典:https://www.beams.co.jp/item/beams/shoes/
これも特別感があって普通に良い感じなのですが、やはり三つ星には負けるかなと。
「三つ星」が良いか、「MADE IN JAPAN」が良いかは個人の主観も入るのは間違いありません。
それでも、「特別感」という意味ではCT70の方が上なので、ヒールパッチはCT70に軍配が上がります。
アッパーの素材:日本製の方が上
アッパーはどちらもコットンキャンバス生地ですが、アッパーに使われているコットン素材の質は日本製の方が上ですね。
日本製の方が素材のキメが細かい上にツヤがあり、見た目に高級感があります。
日本製オールスター

出典:https://www.magaseek.com/product/detail/id_502965039
CT70

写真ではあまり違いが分かりませんが、やっぱり少し差があると言わざるを得ないかなと。
まぁでも、これは当たり前といえば当たり前です。
CT70は海外の通常モデルなのに対して、日本製
モデルは高級版ですからね。
ただ、CT70のコットン素材も厚みがしっかりあり、決して悪くはありませんよ。
サイドも当て布で補強されており、耐久性の面でもしっかり作られています。

日本で売っている普通のオールスターよりは良質ですが、日本製と比べると少し劣るかなという感じです。
シューレース:やや日本製が上
日本で売っている通常のオールスターは、シューレースが化学繊維なので少し安っぽく見えます。
一方、日本製もCT70
もシューレースがコットン100%なので、ナチュラルに馴染んでくれます。
ただ、同じコットン製でもシューレースの質は日本製が上かなと。
日本製の方がギュッと目が詰まっていて、自然なツヤがあるんですよね。
日本製オールスター

出典:https://zabou.org/2018/09/14/178222/
CT70

写真では少し分かりづらいですが、日本製の方がシックな雰囲気があります。
ただ、シューレースについても定価の差を考えれば致し方ないですね。
CT70もコットン100&なのでもちろん悪くないですし、逆にアメリカらしいラフさが好みの方もいると思いますので。
総じて、アッパーやシューレース等の使っている素材・パーツについては、高級版である日本製に軍配が上がる印象です。
履き心地:CT70が上
履き心地はCT70の方が上ですね。これは断言できます。
ちなみに、アウトソールはどちらも大差なし。

「Addict」等の特殊なラインを除き、オールスターのアウトソールは基本的にこんな感じです。
では何が違うかというと、「インソール」です。

CT70のインソールは、ご覧のようにかなり分厚い作り。
クッション性が普通のオールスターとは段違いに高いので、長時間履いていても疲れにくいんですよね。
さらに、ミッドソールも効いています。

ご覧のように、ジェルような素材が使われています。
この青いプニプニのミッドソールが、しっかりと衝撃を吸収してくれるんです。
インソールとミッドソールが素晴らしいので、CT70は長時間履いていても足が痛くなりません。
一方、日本製のインソール・ミッドソールにはここまでの工夫はありません
ヴァルカナイズド製法&しなやかで柔らかいコットン素材のおかげで、足なじみは確かに良いですが、長時間履いていると結構足にきますね。。
一日中歩き回ること等を考えると、履き心地は非常に大事な要素。
僕の経験上、履き心地の観点ではCT70に軍配が上がります。
サイズ感:同じくらい
サイズ感に関しては、いろいろ言われるところかと思いますが、基本は「同じくらい」と考えればOKかと。
まぁ僕の場合はCT70と日本製で選んだサイズが違うのですが、日本製の失敗をふまえてCT70を選んだら良い感じだったので。
(それは以下です)
- 日本製はジャストの27cm(US8.5)を選ぶ
→1日履いていると足がむくみ、小指が噛まれる - CT70は少し大きめの27.5cm(US9)を選ぶ
→足幅に程よく余裕があるため、長時間履いても痛くならない
オールスターもCT70も比較的細めなので、ジャストで履けるマイサイズから0.5cm〜1cmくらい大きめを選ぶと良いかと。
また、コンバースはデカ履きできるので、そこまでサイズ感を気にしすぎなくて大丈夫ですね。
(以下に、それぞれのサイズ感について詳しくまとめています)
価格:同じくらい
価格に関しては同じくらい。
確かに日本製は定価で1万3,000円くらい、CT70は日本のお店で買うと2万円くらいします。
しかし、以下の方法だとどちらも同じくらいです。
上記のとおり、基本的に同じくらいの値段で手に入ります。
【関連記事】まさかの偽物?SSENSEの通販でCT70を最安値で買ってみた結果…
Amazonだと返品無料のものがあったり、SSENSE
も日本からの返品が無料です。
サイズ選びに迷ったときには2サイズ買うなどすれば、通販でも問題なく買えますよ。
(2021/01/27 06:06:28時点 Amazon調べ-詳細)
コンバース・オールスターは、日本製とCT70のどっちがおすすめか?

これは完全に好み・趣味嗜好の問題ですね。。。
どちらも良いスニーカーですし、値段的にも同じくらいなので。
とはいえ、どっちが良いか決めかねている方もいるはず。
なので、日本製とCT70はそれぞれどんな人におすすめか書いておきます。
①:日本製オールスターがおすすめな人
- 上品かつ綺麗に、オールスターを履きたい人
- 日本で気軽に買えた方が良いと思う人
- クオリティ重視の人
基本的に「上品さ・高級感」を求めるなら日本製がおすすめ。
素材や作りは文句なく良いですし、通常版よりも明らかに高級感があります。
(CT70は作り自体は若干ラフなところも否めません)
なので、キレイめなコーディネートが好きな方にとっては日本製の方がハマりますね。
また通販はもちろん、セレクトショップやスニーカーショップで気軽に買えるのも日本製のメリット。
入手性という意味では、客観的に日本製の方が優っています。
(2021/01/27 06:06:28時点 Amazon調べ-詳細)
(2021/01/26 23:50:22時点 Amazon調べ-詳細)
②:CT70がおすすめな人
- ナチュラル系のコーデ・古着が好きな人
- 三つ星にこだわりがある人
- 履き心地重視の人
ヴィンテージモデルであるCT70は、ナチュラル系のスタイリング、古着を使ったコーデには間違いなくハマります。
日本製ほど綺麗すぎないので、着こなしに味を出してくれますよ。
②と③は言わずもがなですね。
三つ星も履き心地もCT70の良さなので、ここにこだわりがある方はCT70一択です。
まとめ。日本製オールスターとCT70は、どちらも間違いのない名作スニーカー【コンバース】

日本製オールスターとCT70について、7つの観点から比較をしました。
いろいろ書きましたが、どちらも選んで間違いのない名作に違いはありません。
日本製もCT70も、普通とは違う特別感がありますし、見た目も履き心地も通常版より確実に上です。
細かな仕様は異なるので、まさに「似て非なる」スニーカーですが、どちらを選んでも後悔することはないかと。
なので、ご自身の好きなコーディネートや趣味にあわせて選んでいくのがおすすめですね。
ちなみに僕は、以前は比較的綺麗なコーデが好きだったこともあって日本製を履いていましたが、今はミリタリー系が好きなのでCT70派です。
どっちも良いスニーカーなので、両方買ってみても良いかもしれません。
2足あっても確実に使えますからね。
本記事があなたのスニーカー選びの参考になれば幸いです。
なお、日本製もCT70
も人気なので、ぜひお早めにチェックすることをおすすめします。
(2021/01/27 06:06:28時点 Amazon調べ-詳細)