こんにちは。ヒロシです。
ドクターマーチンって大学生くらいの年齢の方にすごく人気ですよね。
大学に行くとマーチンの革靴を履いている方が男女問わず結構いると思います。
そんな、大学生の定番とも言える「ドクターマーチン」ですが、個人的には以下の理由によりあまりおすすめしません。
大学生にドクターマーチンの革靴をおすすめしない5つの理由

出典:http://zozo.jp/shop/gantrugger/goods/22105661/
上の写真の「3ホール」というタイプが、マーチンの中でも一番人気のモデルで、大学生から絶大な支持を得ています。
ヒロシも大学1年の時に、原宿の古着屋でユーズドのイギリス製マーチンを8,000円くらいで購入して、よく履いていました。
実際に大学生の頃にマーチンを履いていたヒロシが、大学生にマーチンをおすすめしない理由とは…
一目でマーチンと分かる存在感=匿名性がない
マーチンといえば、写真で見ても明らかな通り、
- ボテッとした丸み・ボリュームのあるシルエット
- 黄金色(黄土色?)のゴムソール
- 黄色いステッチ
が特徴的です。
この特徴によって、少しファッションに詳しい人が見ればすぐに「ドクターマーチンだ」と分かってしまうのです。
また、マーチンを履いていると良くも悪くも存在感がありすぎて、足元が目立ちすぎてしまいます。
匿名性がなく、かつ存在感がありすぎるマーチンは、コーデ全体の印象に強く残りすぎてしまうので、あまり使いやすくはないのです。
使い回しがしづらい
マーチンは1960~70年代に、イギリスのストリートギャングやパンクロックのミュージシャンから支持を集めていたブランドです。

出典:https://stylehaus.jp/articles/2466/
そのため、写真のようなUKロックっぽいタイトでハード目なコーデに合わせるとカッコよく決まるのですが、それ以外だとどうしても違和感が出ます。

出典:https://wear.jp/eigen0106/13796551/
大学生に人気のあるきれい目ファッションには、なんかしっくりこないんですよね。
このあたりが、「マーチンを履いている大学生はダサい」と一部で言われてしまう理由なのかもしれません。
どうしてもマーチンの「不良っぽさ」ときれい目ファッションの「優等生感」はアンバランスな感じが出てしまいます。
やはりマーチンは、ちょっと不良っぽく合わせるのがカッコいい。
ライダースやモッズコートでロックにキメるのが一番マーチンらしいでしょう。
そう考えると「使い回しやすい」と言われるマーチンって、合うコーデをかなり選ぶので、実は使い回しづらい靴だということです。
カジュアルすぎるので、勿論スーツにも合わせられませんしね。
人と被りやすい
大学に行くと、男女問わずマーチンを履いている方って多くですよね。
価格的にも革靴にしては手頃ですし、instagramやwearでも多くの方が履いているためでしょう。
友達や知人と同じ靴を履いているのってなんか嫌じゃないですか?
僕は誰とも被りたくないので、知り合いや友達が同じ靴や服を身につけていると非常に気になってしまいます…
長く履けない(履かない)
僕も大学生の頃はマーチンを持っており、僕の友人を含め、僕が通っていた大学でもマーチンを履いていた人が結構いました。
僕も社会人になったからこそ分かるのですが、社会人になると高い確率でマーチンを履かなくなります。
ちなみに僕は大学1年の冬にマーチンを買って、大学2年の冬に売りました。
僕の友人や同世代でマーチンを履いていた人の中で、社会人になってからもマーチンを履いている人はほとんどいません。
やはり特徴的なデザインに飽きたり、使いづらさを感じたりするのでしょうかね。
ハードなUKパンクのようなファッションが好きな人でないと、マーチンを長く履こうとは思わないのです。
2万円くらいするのに中国製である
ドクターマーチンの革靴は、もともとイギリスで作られていましたが、マーチンを生産していた企業が買収された関係で、今では中国やタイで作られたものになっています。
いま日本で流通している(=大学生が多く履いている)マーチンもほとんど中国製でしょう。
質実剛健で評判の良かった昔ながらのイギリス製マーチンに比べ、品質的にも落ちたと言われています。
そんな中国製のマーチンを、2万円という決して安くはない金額を出して買うのって少しもったいないと思いませんか?
それならば、昔マーチンを作っていた工場が現在出している、”SOLOVAIR”(ソロヴェアー)というブランドのものがおすすめです。
少し値段は張りますが、大人っぽく履けますし、旧き良きマーチンの良さを味わえます。
大学生には、ドクターマーチンよりもジャランスリウァヤがおすすめ

大学生にマーチンの革靴をおすすめしない理由について書きました。
大学生の中にはマーチンを履いている方って多いですが、それよりも個人的には、僕も愛用している、インドネシアの「ジャランスリウァヤ」というブランドの革靴をおすすめします。

ちなみに最近知ったのですが、このジャランの革靴(プレーントゥのエドワードラスト)は超有名ファッションYoutuberのハズムさんも履いているみたいです。
ON-OFF問わずどんなコーデにも合う汎用性の高さ
ジャランの革靴は、程よく丸みのあるシルエットが特徴的です。
というのも、創業者の方がイギリスの「エドワードグリーン」という超有名シューメーカーで修行しており、英国靴のエッセンスが取り入れられているから。
ジャランの革靴ならば、普段の私服から、ちょっとドレスアップしたジャケパンスタイルまであらゆるスタイルに対応できます。
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主張しすぎない、シンプルな革靴なので、ドメスティックブランドを使ったモード系のコーデにもすんなり馴染んでくれますね。
就活やビジネススタイルにも対応できる
ジャランのスタンダードなプレーントゥシューズならば、就活時やビジネス時のスーツスタイルにも相性が良いです。

出典:http://zozo.jp/coordinate/?cdid=13065063
まぁ英国靴にルーツのかる革靴なので、スーツに合うのは当然と言えば当然ですが。
僕はジャランの革靴を2足(プレーントゥとUチップ)愛用していますが、どちらも仕事時のスーツスタイルにも履いていますね。違和感なく合わせられます。
大学生は就活や就職など、これから革靴を履く機会の増える年代。

私服でもスーツでもカッコよく決まる革靴を一足持っておくと非常に便利です。
高い品質
ジャランスリウァヤの革靴の品質は、6~7万円の革靴に匹敵すると言われているくらい高いのです。

こちらの記事に、ジャランスリウァヤのプレーントゥシューズを約2年間履いてみた感想をまとめてあります。
革・デザイン・ソール・縫製など、あらゆる面で非常に質が良く、買って本当に良かったですね。
周りがマーチンを履いている大学生のうちに、質の良い本格的な革靴を履いて優越感に浸りましょう(笑)。
流行り廃りのないデザインで長く愛用できる
ジャランの革靴は非常にスタンダードなデザインの革靴なので、マーチンのように飽きが来ることはほぼありません。
また、ヒールやソールを張り替えながら履けるので、アッパーの革がダメにならない限りは長く愛用できます。
大事に手入れをしながら履けば、10年くらいは普通にもつのが魅力ですね。
手頃な価格
ジャランスリウァヤの革靴は3万円台で買えます。
マーチンに比べると高いですが、前述のようにマーチンは私服でしか履けないですし、デザイン的にも長く履く可能性の低い革靴です。
逆にジャランは私服からジャケパンスタイル、ビジネススタイルまであらゆる服装に対応できますし、社会人になってからも長く愛用できます。
そう考えると、マーチンを買うお金にちょっと足して、ジャランを買ったほうが余程コスパが良いです。
2~3回飲み会を我慢する、ちょっとバイトを頑張る、教科書代という名目で親にお金をもらう等して、差額の1万円程度を捻出しましょう。
なお、以下の記事にはジャランスリワヤの革靴のラインナップや品揃えが豊富なお店、また2足保有している僕の素直な声についてご紹介しています。
ジャランの革靴に少しでも興味が湧いたという方は、ぜひ読んでみてください。

大学生におすすめの他の革靴ブランドは?
ここでは、僕が最も大学生におすすめしたい革靴ブランドとして、Jalan Sriwijayaを取り上げましたが、他にも良いブランドがたくさんあります。
以下の記事では、3万円台で購入できる革靴ブランドについてまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
大学生で3万円というと結構な金額だと思いますが、いずれもしっかりと手入れやメンテナンスをすれば10年以上履けるものです。

長く履くことを考えて、流行り廃りのない革靴ブランドをおすすめします。